樊噲

はんかい

樊噲とは、中国の秦末から前漢初期にかけての武将。

人物

劉邦配下の武将。

泗水郡沛県の人。剛勇の持ち主だった。

劉邦（高祖）の反秦蜂起に加わり、生涯彼に仕えて武勲を挙げた。

鴻門の会での活躍が特に有名で、項羽と范増が劉邦の暗殺を目論み、范増が項荘に剣舞の最中に劉邦を殺すように仕向け、それを項伯が剣舞の相手となって何とか防いでいた。中座した張良から主君の危機を知らされたことで樊噲は宴席に乱入して暗殺を阻止した。

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