CV:小清水亜美
概要
ある意味では作中で最も人間に残忍で、ある意味では最も人間に友好的なモンスター。
マンドラゴラやドリアードの様な人型をした植物モンスターで、見た目は愛くるしい少女の様な外見をしており、明確な自我と知性を持ち会話が可能。
冒険者や旅人を惑わし、その可憐な容姿と保護欲をそそる性格から、老若男女を問わずに多くの人間が魅了されてしまうモンスター。
しかしその本性は、毒舌な上に損得勘定で物事を考える猫を被った裏表のある性格で、本性は悪女そのもの。
その生態は、獲物を魅了した後にそのまま自分の側で死ぬまで生活させるほど虜にし、その死体を栄養にして育つと言うかなりアレなもの。
成長すると『安楽王女』と言う美女へと姿を変え、不自由な体になったり孤独な老後を過ごす冒険者や、生きる希望を無くした人々を相手に死ぬまで面倒を見たり相談に乗ったり、その孤独な生活に精神的な安らぎを与え、寿命を迎えた人々の死体を栄養にして育つ。
前述の様に基本的に「人間の死体を栄養にする」と言う点を除けば、人間に対して積極的に攻撃や危害を加えず、安楽王女に至っては死に際の人の面倒を見てその最期を看取ると言う、寧ろある意味で全ての人間にとって必要とされる生態をしており、その見た目と相まって冒険者が討伐を躊躇し、ある意味で最も倒す事の出来ないモンスターとなっている。
原作では、裏の顔を知ったカズマによって安楽少女が狩られ、安楽王女は除草剤を撒かれて討伐された。
そればかりかアクアが商人にマンドラゴラと騙されて育てた際には、「大量の経験値を得る為に養殖して幼いうちから殺しまくろう」と考え、パーティの面々からドン引きされた。