ダン・スミス

だんすみす

ゲーム「killer7」に登場するキャラクター。暴君。

Dan Smith（CV:Michael Gough）

《この記事には、ゲーム本編のネタバレが含まれています。ご注意くださいませ、御主人様》

概要

ハーマン・スミスを総元帥とする多層人格の殺し屋集団、killer7（スミス同盟）の第二の人格。

通称「暴君」。海外での通称は「The Hellion（乱暴者、または暴れん坊）」。

ミシガン州デトロイト出身の３３歳。アイルランド系アメリカ人男性。

ハードボイルドな渋いイケメン。常に黒いスーツをワイルドに着崩す。

黒い瞳で短い黒髪。もみあげが長く、「分身」に挿入されているアニメパートでは更にもさもさである。

ワイシャツとネクタイの色は話数によって異なるが、ワイシャツに黒のネクタイという喪服スタイルが彼なりの正装のようだ。

身長は172cm。態度が大きい割には案外小柄。

左肩には刺青がある。

一見クールな態度を崩さないが、その性質は高慢且つ好戦的。敵に対して一切の容赦をせず、殺戮を好む傾向のある危険人物。

ゲーム本編にて、ハーマンが車椅子姿で登場し普段は介護を必要とする身なのは、数年前に逆上したダンによって殺害されたためだとされる。

また、スミス同盟員のコヨーテ・スミスを殺害した過去もある。

その一方で、スミス同盟の下位人格を掌握するリーダー格のガルシアン・スミスには、多少心を許してもいる。

得物は大口径リボルバー（コルトパイソンがモデル。米国SUDA51wikiではColt .357となっている）HANDSOME DEVIL。後に魔銃（Demon Gun。Queen Is Deadとも）。それを肩に担ぐように持つポーズがトレードマークとなっている。

彼の銃の愛称はディレクター・須田剛一氏の好きなロックバンド「The Smiths」の曲名から取られている。

シアトル自警団に所属しており、その折カーティス・ブラックバーンに師事し、殺しのすべてを学んだ。

２年間の在籍の後、同僚のペドロ・モンタナの策略にはまり、組織の裏切り者としてバスケットコートにてカーティスに殺害される。

死体はガルシアンによって回収され、蘇生された。

情報屋のクリストファー・ミルズとは自警団時代からの付き合いだが、関係は最悪である。

彼が主人公の復讐劇であり、カーティスとの因縁――すべてを手に入れた師と何も得られない弟子との戦いに決着がつく。

久しぶりに再会した師匠が変態になっていたせいで、インモラルな話として扱われる。

彼は他にも見せ場や台詞が多く、本作を象徴するようなキャラクターになっている。

序盤は装弾数６発、リロードが遅いことなどから、少々使いづらい。

しかし、魔銃が復活してからは装弾数が１２発に増え、リロードも速くなる。

彼の特殊攻撃である「魔弾」は、試験官３本の薄い血液を消費して威力の高い光弾を放つ能力。赤いコアを持つデュプリケータースマイルやマザースマイルを倒すのに必須の攻撃となっている。