概要
正式名称 | 相互防衛目的の為の核エネルギー利用に関する英米協力協定 |
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署名 | 1958年7月3日 |
発効 | 1958年8月4日 |
言語 | 英語 |
有効期限 | 2024年12月31日 |
締結された場所 | アメリカ合衆国 ワシントンD.C. |
締結した国 | アメリカ合衆国・イギリス |
アメリカ・イギリス相互防衛協定(アメリカ・イギリスそうごぼうえいきょうてい、英語:US–UK Mutual Defence Agreement、1958 UK–US Mutual Defence Agreement)は、1958年8月にアメリカ合衆国とイギリスとの間で締結された条約。1957年5月にイギリスはグラップル作戦という水爆実験を開始し、それを実施していた時期に条約が締結され、アメリカとイギリスはそれぞれの核兵器の設計・開発・生産能力を改善する事を目的とする機密情報を交換出来るようになった。
歴史
1957年10月にソ連が世界で初めて人工衛星を打ち上げ、アメリカではこれが成功したニュースがスプートニク・ショックとして大きな衝撃となり、それを受けてイギリスと協力する事の価値が見直されるようになる。1958年6月にアメリカは原子力法(1954年8月制定)を改正し、アメリカとイギリスの核兵器での協力が本格的に再開される事となり、同年7月に協定が締結されるに至った。
関連リンク
- 不確定な時代に於けるイギリスの安全:条約の正式名称の出典
- 英語ウィキペディア
- 日本語ウィキペディア