概要
配布SSRのフェイトエピソードでその名が初めて語られる。
本人にとっては咎の証であり、シスを救った騎空士が意味を教えてくれ、一族の生き残りが思い出させたもの。
意味は光(空に在る美しい光)。※これはあくまで『あの男』からの話であり、親から名付けられた正式な意味かどうかは不明である。
現時点でこの名を知っていると判明しているのは主人公とその父親、同族のネハンだけである。
9周年記念シナリオイベント『…and you.』では演算世界(いわゆるifルート)のシスが登場する。
その際の呼称は本名のシンクである。
エルーンの獣耳用の穴が空いた緑のパーカーに、白のシャツと黒のパンツ、差し色のように至る所に紫色の装飾が使われている。色彩は彼が纏う他の服と比べると明るめで純朴。本編が白と黒、あるいは水色を基調とする衣服が多い中、緑を使用しているのは現状こちらのシンクのみである。幼少期は剣を身に付けていた。
演算世界のシンクという名でルリアノートには登録されている。
演算世界のシンク
演算の結果、オロロジャイアという存在が保護者として主人公の傍にいる場合、カルムの郷の惨劇を起こす前にザンクティンゼル送られる運命となる。
本編でも主人公の父親に一時的に保護されているため、間接的に義兄弟(妹)のようなものではあるが、こちらは共に育った正式な義兄弟(妹)ルートである。
幼少期に郷を離れたとはいえ、既に主人公に戦闘技術を叩き込めるほどの腕前がある。
磨かれた武術の腕と優れた身体能力は、かくれんぼ等の遊びでもその能力を発揮していた。
主人公たちの羨望の眼差しを一身に受けると、シンクはすぐに赤くなって照れてしまっている。本編と変わらず、郷の者からは忌避されていた可能性が高く、そのような視線を受ける経験がなかったからだと思われる。
悲劇が起きる前に主人公と出会い、共に育った影響で真っ当に情緒が育っている様子。
対面恐怖症ではないようで、この世界では仮面を身に付けることはない。
ルリアノートには、現実世界のシスよりは人見知りが緩和されていると記載されている。
ビィ曰く照れ屋とのこと。
主人公(あるいはシンク共々)が寂しく辛い過去を経験しなかった影響で、この演算世界では優しすぎる性格に育ってしまう。そのため、必ずどこかで強敵(十天衆となる筈だった者たちなど)と遭遇し、その対処ができなくなる運命にある。
余談
- GBVSでシスのスキンが実装されたが、カラバリに演算世界のシンクを思わせるような配色がある。
- 2024年5月に配信されたぐらぶるTVちゃんねるっ!で小野氏(グラン・ランスロット役)とゲストの山岡氏(マナマル役)が、二人とも兄弟がいないため、本当に兄弟がいたら兄・姉のエピソード(やらかしエピソード)を語ることができたのにと話をする中、マナマルが実の姉の姿を想像している横でグランがシス(料理を失敗している)の姿を想像しているという描き下ろしイラストが流れていた。その際には仮面を身に付けていなかったため、演算世界の方をイメージしてのものだったのかもしれない。