概要
住人は全て魔女と呼ばれる女性たちが住んでいる異空間。
人間界の世界各地に滞在している魔女の住処に一つはある扉を出入口として自由に行き来することが出来る。
女王様の位に属する魔女によって統治されており、そこで生まれた魔女は人間と同じ生活を送ったりしている。
はるか昔には人間界との交流があったが、先々代の女王様が人間界に嫁いだ数十年後から交流が断絶している。
この世界が生み出された歴史や過程等は一切語られていない。
またこの世界を舞台にした話が展開されることは数えるほどしか無く、「ナ・イ・ショ」や小説版に至っては全くの門外だった。
これは『おジャ魔女どれみ』自体が人間界を舞台にしたどれみたちの物語を主軸に置いていることが要因と推察される。
この世界の住人である魔女は、花から生まれており、その過程を目の当たりにした魔女が親権を持ち1年間育てるという仕来りがある。
また動生物類も存在しており、その大半は人間の言葉が喋れる。
作品内に登場する魔女の多くは人間界で言う中年層以降か赤ん坊・幼年層に限定されており、どれみたちと同年代もしくは若年魔女は数えるほどしか登場していない。
主な施設
城
魔女界の女王様が住んでいる御殿。城内では人間界でいう小学生ほどの年代の魔女たちが働いているらしい。
魔女幼稚園
1年間の子育てを終えた赤ん坊魔女が親元を離れて預けられる、人間界で言う寄宿制の保育園あるいは託児所的施設。マジョミラーが園長、マジョポンとマジョピーが保母を勤める。タコの八太郎とイカのスルメ子との間に生まれた、アタリメ子は他の園児たちとは違い、自分の家から通園している。園児が何年で卒園できるか、卒園後の園児の進路等については語られていない。
魔女問屋
魔女界における物品流通の拠点。建物は魔女界でもかなり高層で、その大きさは上の方が霞んでよく見えないほど。マジョドンが総元締を勤める。
魔女動物園
その名のとおり動物たちがいる施設。パオちゃんもかつてはここで保護されていた。
魔女ガエル村
魔女に戻るあてのない魔女ガエルたちが暮らす村。クイーンズガーデンの裏にある。村長はマジョリード。
商店街
ラーメン屋・喫茶店・タコヤキ屋など、人間界の商店街と同様の店が集まっている。魔女の野原の反対側にある。
魔法研究所
魔法の研究機関。役に立つ物から立ちそうもない物まで、いろんな発明品が作られている。建物は魔法のランプ型で、その火口にあたる部分は発明品失敗時の爆煙排気孔であり、人間界を行き来する扉にもなっている。
魔女界ハワイアンセンター
エステや、露天風呂がある魔女界の一大保養施設。魔女ガエル村の北の山の中腹に位置する。
マジョリカやララがよく通う。薄給な魔女幼稚園の保母やオヤジーデもバイトで働いている。
魔女の野原
「魔女くしゃみ草」が生えている。モタとモタモタの家のすぐ裏に位置する。
試験官魔女の屋台
モタとモタモタの仕事場で、見習い試験の課題が発表される場所。ここで出来る試験はこの場で済ませちゃう事もある。外観はグランドピアノがモチーフで、屋台とはいっても移動式ではないようだ。