概要
『崩壊:スターレイル』に登場するDr.レイシオ×アベンチュリンの非公式カップリングタグ。
堅物な学者と軽薄な商人という対照的な二人だが、博識学会とスターピースカンパニーの協力関係だけでなく浅からぬ付き合いがあるようだ。
※このタグを用いて投稿する場合、崩壊:スターレイルや崩スタなどの公称タグの使用を避け、腐向けタグとの併用や、腐向けHSRなどの棲み分けタグの使用が望ましい。
カップリング表記
日本語 | レイチュリ |
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表記揺れ | シオアベ |
英語 | ratiorine |
中国語 | 理砂 |
韓国語 | 레이츄린 |
タイ語 | เรโชรีน |
絵文字 | 🗿🦚、🛁🦚、🧂🦚 |
プロフィール
名前 | Dr.レイシオ | アベンチュリン |
---|---|---|
一人称 | 僕 | 僕 |
互いの呼称 | 君、ギャンブラー、アベンチュリン(イッテ星穹のみ) | 君、レイシオ、教授 |
所属 | 博識学会 | スターピースカンパニー |
属性 | 虚数 | 虚数 |
運命 | 巡狩 | 存護 |
声優 | 武内駿輔 | 河西健吾 |
※以降ゲームVer2.0までの開拓クエスト、光円錐ストーリーなどの内容を含みます。ゲーム体験を損なう可能性があるので、閲覧の際はご注意ください
ゲーム性能のシナジー
開拓クエスト「倍額保険」では一見不仲な二人だが、ゲーム性能上の相性は最高であるといっても過言ではない。
強力な追加攻撃アタッカーであるDr.レイシオのサポートに求められる、耐久力と敵へのデバフ付与をアベンチュリンは一人で担うことができる。
また、アベンチュリンは被弾時及び味方の追加攻撃を起因にスタックを溜めてバウンドする追加攻撃を行い、更にバリアを更新することができる。Dr.レイシオはデバフ数に応じて高頻度の追加攻撃を行うため、アベンチュリンの追加攻撃とバリア更新を加速させることも容易だ。
それぞれの追加攻撃も単体高火力のDr.レイシオとバウンド攻撃のため擬似的な全体攻撃になるアベンチュリンというように補完しあっているため、是非同時に起用したい。
一方で敵同士として戦う場合、Dr.レイシオはアベンチュリンのボス形態──「『十の石心』博戯の砂金石」に全く歯が立たないと言っていいほど相性が最悪である。
理由を列挙すると、
・虚数属性の攻撃に耐性を持ち、Dr.レイシオのダメージが大きく削られる。
・行動制限抵抗を持つため、高確率で禁錮が抵抗されて虚数アタッカーのメリットが活かしきれない。
・「『十の石心』博戯の砂金石」に効率よくダメージを与えるには拡散攻撃や全体攻撃によってダイス勝負に勝つ必要がある。Dr.レイシオは攻撃手段が全て単体攻撃な上、召喚されたダイスにはデバフをかけることができないので追加攻撃の発生も望めない。
味方をバフする調和のキャラクターで全体攻撃を行うことも難しいため、この困難なギャンブルに勝てなければ巡狩の運命を歩む Dr.レイシオは大きなダメージを受け、簡単に戦闘不能になってしまうことも。
ストーリー内での描写(ネタバレ注意)
※以下ゲームVer2.0までの開拓クエスト、光円錐ストーリーなどの内容を含む
ピノコニーの開拓クエスト「この夜の果てへ」
開拓者の夢境で二人の短い会話が見られる。アベンチュリンの企みの勝算に懐疑的であるDr.レイシオに対し、アベンチュリンは自信満々にチップ3枚で勝てると答えた。
ピノコニーの開拓クエスト「夢を追う若人たちよ」
ピノコニーからの招待に応える形で、スターピースカンパニー戦略投資部の幹部であるアベンチュリンと、カンパニーに協力する技術顧問として博識学会よりDr.レイシオが調和セレモニーに招待された。勿論カンパニーの目的は平和にセレモニーに参加するだけではなく、ダイヤモンドから指名を受けたアベンチュリンは不良資産の精算としてピノコニー奪還を目的に暗躍を始める。
「友人」を求めるものの黄泉の介入により開拓者との協力関係を結ぶことができず、自室に戻ったアベンチュリンを待っていたのはDr.レイシオだった、Dr.レイシオはナナシビトとトラブルを起こすべきではないと忠告し、開拓者との関係構築に失敗したアベンチュリンをこう例えた。「喧しい奴に友人などできるものか。(中略)アティニークジャクは宇宙でも一、二を争うほど耳障りな鳴き声を上げる鳥だ。そして、君の身なりは派手なクジャクによく似ている」。今ではアベンチュリンのキャラクターイメージとして挙げられるクジャクの初出である。
そして、アベンチュリンが得られなかったものは開拓者との協力関係だけではなかった。ファミリーを代表する天環族の男性であるサンデーとのやり取りで十の石心の象徴たる基石すらも没収され、失ったことが会話の中で明らかになる。
基石を失い、只人同然のアベンチュリンでは目的を達成する望みが薄いこと、さらに別のアプローチ方法を用意しているにもかかわらずその詳細を開示しようとしないアベンチュリンにDr.レイシオはつい「協力の前提は互いの信頼だというのに──ツガンニヤ人の幼児教育にはそんなことも含まれていないのか?」と苛立ちを隠す事ができない。
対してアベンチュリンは屈託なく「僕は教育を受けたことも、両親からそんな教えを受けたこともない。僕に何か教える前にいなくなっちゃったからね」と答え、お互いに信用しきれていない現状を明らかにした。図らずもアベンチュリンの過去に触れてしまったDr.レイシオは謝罪し、二人は現状を維持したままピノコニーへの深部へと足を進めることになる。
このシーンで二人は協力しているものの、お互いへの信用は薄い間柄として描かれているが真相は果たして──。
キャラクターボイス
アベンチュリンはレイシオに関して、他の一線を画そうとする博識学会の人々と違い「僕のことも好きなわけじゃないだろうけど、まあ他のバカな奴らに比べたら、コミュニケーション相手として認めてくれてるんじゃないかな」と述べ、編成時「レイシオ、再会ついでに手を貸してくれないか」と発言する。
またレイシオは「到底運がいいの一言で片付けられるものではない。」誰もが、アベンチュリン自身も含めて失敗を待っているかもしれないが「時間が経つにつれ、僕はそんな日が訪れるのかと疑問を抱くようになった」と言及し、編成時「ギャンブラーめ、僕の心配はしなくて良い」と発言する。
光円錐「最後の勝者」
アベンチュリンが相手に銃口を握らせて、自分の胸元に突きつけさせる場面が光円錐イラストに描かれている。
その相手の髪型や服装が、公式Weiboで投稿されたイラストに描かれているDr.レイシオの姿と酷似しているため、光円錐に登場する後ろ姿の人物はDr.レイシオであると推測されていたが、公式からボイス付きの動画が投稿され、Dr.レイシオであることが確定した。
なお、光円錐は記憶の持ち主にとって強く焼き付いた瞬間、より強い記憶であることが明かされており、「最後の勝者」は存護ではなく巡狩の運命である。
イッテ星穹
アベンチュリンの性能を紹介する「イッテ星穹」では、アベンチュリン本人が「僕のスタイルを説明できるのは教授だけかもしれない」とゲストにDr.レイシオを指名しており、Dr.レイシオからアベンチュリンに対する様々な解説やコメントを聞くことができる。
普段はけんもほろろな態度を見せるものの、実はアベンチュリンのことを「及第点」と評価していたり、目立つ格好をやめるよう何度も言っていることが明かされたり、司会の「なんだかんだお互い認め合ってるじゃないですか」という言葉に対し「お互い?彼が何か言ったのか」と関心を示したりと、その他にも二人の秘めた関係性が明らかになっているので必見。
余談
- 生放送
- ver2.2生放送ではレイシオはおらずアベンチュリンのみ出演だったが、「処方箋」について触れている。
- ver2.3生放送では逆にレイシオのみ出演。アベンチュリンの物真似をしたり、自身の関与した模擬宇宙のルーレットを指して「どこかのギャンブラーは、試したくてうずうずしているだろうなぁ」などと言及した。
- アベンチュリンのキャラクター紹介では、「生まれた星について…」のインタビューに対しDr.レイシオは「過去を思い返して感慨に耽るより、今の一歩一歩が正しいかどうか確かめたほうがいい」とコメントを出している。
- Dr.レイシオがクエスト「天才の星の時間」で初登場した際(一人二役で)チェスをしていた。そもそもチェスとは二人零和有限確定完全情報ゲーム、要するに勝敗に運が介在しないゲームである。一方でアベンチュリンは運要素の強いギャンブルを好んでいる。実力で堅実に勝ち進むDr.レイシオとハイリスク・ハイリターンを謳うアベンチュリン、二人のゲームに対するスタンスも対照的である。