概要
1924年のこと、
- メトロ・ピクチャーズ・コーポレーション (1915年創業)
- ゴールドウィン・ピクチャーズ (1917年創業)
- ルイス・B・メイヤー・ピクチャーズ (1918年創業)
の3社が合併して、MGMスタジオが設立。親会社は当時最大の劇場チェーンだったロウズ。
資材と人材に恵まれた環境、創始者の一人であるルイス・B・メイヤーのワンマン的な辣腕によって大作映画を次々に送り出し、設立から1950年代までアメリカ映画界のトップに君臨し続けた。
ロゴのライオンは"レオ・ザ・ライオン"といい、「芸術のための芸術」という当時のモットーを象徴するものだった。
だが、60年代から作風が世間に受け入れられなくなり、徐々に衰退していった。
1973年には配給権をユナイテッド・アーティスツに売り渡すが、1980年にユナイテッドが『天国の門』の歴史的大敗で破綻すると、逆にMGMがユナイテッドを買収し、MGM/UAとなった。
1997年にはオライオン・ピクチャーズを傘下に収めている。
その後、経営権は右往左往した末、2010年に連邦破産法11条の適用を申請。スパイグラス・エンターテインメントの支援で再建を試みている。
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