「お初お目にかかります。私はルナ、【運命の種子】を持つ者でございます」
基本情報
・プロフィール
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 不明 |
身長 | 160cm |
バスト | E |
戦闘スタイル | アビリティー |
・ステータス(オーラ1提供時)
物理 | S | 耐久 | A | |
---|---|---|---|---|
精度 | EX3 | 精神 | EX2 | |
体力 | S | 波動 | EX2 |
概要
【運命の種子】を持つ、第9の園【魔皇大界】出身の人物で、種族は【魔皇大界】に住む全種族全ての始まりであり、全ての特性、能力を支配する魔人の頂点【魔神の始祖】。
以下、【十三天の心】紹介動画での内容
第2の園【十三天の心】に所属する構成員。
【運命の究極系】であり、象徴色は紅。
二つ名は【紅の魔帝】。
帝園序列は26位。専用技は帝の天命。
元所属は第9の園だが、ミール曰く、ルナは彼女と同等に扱われているほどの存在だったため、自分の庭でのほほんとしていた人という印象を持っている。
危険度は極高。
洗脳で集団自殺や自害を可能にしたり、掌握度合いによっては心臓や魂までも潰すことが出来るため、かなり危険。
容姿
薄紅色の髪と真紅色の瞳を持ち、耳は尖っていて、常に帽子を被り傘を差している。
能力
【神羅万象支配】(運命)
【天帝天徳】
【運命支配】
相手の定められた運命を書き換えてしまう能力。
【魔帝之始祖】
魔族系統全ての能力・特性を扱い、魔族を完全に下僕・支配する能力。
特性
【運命の掌握】
対象者の運命を完全必中で触る特性。
【魔素の血液】
血液を渡すことでルナ自身が持つ恩恵を渡したり、逆に破滅に向かわせることが出来る特性。
【魅惑洗脳】
1度でも【運命支配】で触ったものを完全に洗脳し、能力・特性なし状態でも自身の思い描く形で動かすことが可能になる特性。
基本的には相手を掌握することに特化した力。
性格
独占欲が強く、あまのじゃくでおしとやか。
主であるパトへの深い愛情と忠誠心があり、尽くしたりと一途なところがある一方、独占欲が強く、支離滅裂だったり、天邪鬼だったりと掴みどころが無い性格をしている。
相手を陥れることを楽しみとしているため、決して性格がいいとは言えない。
主への好感度は脅威の952。
病的な愛情で、今のところいい恩恵を全部彼に与えているが、気分で悪い恩恵も与えられるため、少し危険。
好きなものは興味があるもの。
嫌いなものは自分の邪魔をするもの。
ストーリー(第5章中篇後半)のネタバレ注意
第182話にて初登場。
【帝園】でセラと第9の園【魔皇大界】の未開拓地で迷っていたところ、ルナの力によってパトだけが強制的に彼女の元に瞬間移動させられてしまった。
彼女と初対面を果たしたパトは、そこで【種子】についての説明を受けることになる。
が、しかし。
第183話では特訓に見合う相手がいる場所に送ることを条件に、等価交換として彼の血を貰い、自身の血をあげた。
血を貰うと言っても吸血したのではなく、接吻を交わして……という流れだったのだが、本編では1人視聴推奨となっている。
また、その際にパトの居場所を突き止めたセラがやってくるのだが、彼女も彼女で野次馬をして楽しんでいた。
その後、約束通りにパトに見合った相手がいる地域に送られた。
次に登場したのは第225話。
とある影響を受けたパトを守るため、ルナは強制的に彼の意思を自身の元に持ってきたと話す。
しかし、パト本人はルナの目的が明確になっていない以上、信用したくともしきれないため、彼女に説明を求めた。
そこでルナは、【七天の心】になるための条件や【神羅万象支配】の【象徴】、そして___彼女自身の目的について話し始める。
「とりあえず話を戻しますが、私の目的は主様の血を頂き、私の身体に馴染ませることでいち早く【神羅万象支配】を開放したいのです」
「そうすれば【候補生】になる、そして主様が私の血に馴染み、私の【運命の象徴】が馴染めばすぐに【構成員】になれる」
そう、ルナの目的はただ一つ、【七天の心】の【構成員】になることだった。
そして、彼女の口から【魔神の始祖】の血液による具体的な効果について詳しく語られる。
- 【魔神の始祖】の血のDNAを使う条件は、オーラの波を激しく震わせ、力を奮い立たせる。そうすれば莫大な身体能力向上が可能となる。その代わり発動直後は理性を失い【狂暴化】してしまうのだが、それは一時的なもので、しっかり馴染んでしまえば力は【狂暴化】時の身体上昇が通常の精神状態で扱えるようになる。
- 発動条件の仕組みは、オーラの暴走による拒絶反応を利用する。そのためかなり無理して暴走させなければ発動すらしない。
- 副作用は依存性はないが、オーラを激しく消耗して莫大な力を得るため、使い所を見極めなければジリ貧になってしまう。
- この技術は、【魔神の始祖】特有の力である。
この話を聞いたパトはこの技術を【神狂】と名付け、後に扱うことになるのだった。
「気に入って頂けて何よりです。あと私から1つ交渉のご提案があるのですがよろしいですか?」
説明後、ルナはとある提案をパトに投げかける。
【構成員】になるためにも、いち早く【神羅万象支配】解放に近づきたいルナは定期的な血の交換を彼に提案した。
既に血を交換していることから【血の盟約】が成立しており、血を使って召喚すれば自身を出すことが出来ると本人の口から語られたが、力に関してかなりシビアな【帝園】では恐らく無理だろう。(パトも恐らくそう思っている)
しかし、彼に対するルナの誠意は本物だった。
「ですか、他の方とは違う価値観を得るためにはリスクは背負います!それだけの誠意、主様に尽くす覚悟はあります!」
「主様!私は貴方のためならこの世界の支配者を裏切ってもいい!」
「それだけ主様に捧げます!この身体も貴方が好きにしたいなら自由に弄べばいい!!」
「だから私をお傍に!私をパートナーにしてください!!」
確かに、パトに対するルナの感情はとても一途で、嘘偽りのない愛情そのものだった。
しかし、彼女はその言葉を許さなかった。
「はい、そこまで」
「それ以上過ぎた真似をしたらこの腕へし折るわよ」
「シン…」
「騙されないでください、こいつは主様を我が物とし、独占したいだけの欲深い悪魔なんです」
そこで【七天の心】の【最高責任者】、【翠】の称号を持つ【能力の究極系】シンが介入して来るのだった。
彼女はパトが【帝園】に入ってきた時からその話を聞いており、先程のルナの発言に怒りを顕にした。
そして、彼女の口からパートナー__【常駐従属契約】について語られる。
- 【常駐従属契約】は常に現実世界に居てもらう相方を【帝園】の住人から選ぶ契約で、たった【3名】にしか出来ない。
- いつでも破棄は出来るが、その際に必要な帝オーラは1万オーラ。到底、今のパトが集めれるオーラ量ではない訳だ。
シンはルナの思惑を見抜き、彼女に対して厳しい言葉を浴びせる。
それでもルナはパトの力になりたいがために必死に彼に慈悲を乞った。
だが、その話を聞いたパトもまたルナに厳しい言葉を浴びせ、パートナーになることをはっきりと拒否した。
しかし、自身を守るために屋敷で保護してくれたことに
恩を感じたパトは、ルナの元へ定期的に通うことを約束し、現実世界に戻る前に彼女と口付けを交わしたのだった。
その後、パトの意識はシンの力で現実世界へと戻ったのであった。
(ダメだった、でも主様から私の唇を求めてくださった……)
(まあ、想定内ですね、とりあえずはこちらに来てくださる約束をしてくださっただけ良しとしましょう)
(シン様が介入してくるのは想定外でしたが、むしろそれが良かった、同情で本来の目的を果たせましたからね……)
(これで種子の状態でも主様と関係を持つ事が出来た、後はこの愛をゆっくり焦らずに育んでいきましょう、それもまた愛の楽しみ方ですからね)