「そしたら俺が葉流火を日本一の投手にしてやるからさ」
「打倒 智将要圭だ!! 俺は俺を超えてみせる」
プロフィール
所属 | 都立小手指高校1年→2年 |
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出身 | 宝谷シニア |
ポジション | 捕手 |
投打 | 右投左打 |
背番号 | 2 |
ミット | ハタケヤマ |
身長 | 172cm |
誕生日 | 4月15日 |
血液型 | AB型 |
家族構成 | 父、母 |
イメージカラー | ピンク |
CV | 宮野真守、永瀬アンナ(TV版・幼少) |
概要
クレジットやコミックスの表紙でも2番目・2巻目を担当。
宝谷シニア時代は、常に冷静沈着、鋭い観察眼と巧みなリードでチームを勝利に導く天才捕手として名を馳せており、幼馴染の清峰葉流火と共に「怪物バッテリー」と評されていた。
しかし、記憶喪失によって野球に関するあらゆる知識と興味を失い、名立たる強豪校からの推薦を押し切り、女子が多く、家から徒歩5分という理由から野球部の無い都立小手指高校へと進学した。また、記憶喪失に伴って性格も生来のズボラなアホになっている。
チームメイトからは「アホ」「何も考えていない」などと評され、いい加減で間の抜けた言動ばかりとるものの、どこか憎めないその性格は野球部のムード作りに貢献している。
本人はあまり自覚していないが実は他人の感情の機微に敏く、鋭い発言で図星を突くこともしばしば。
時折突発的に記憶が戻り、かつて智将と呼ばれていた頃の振る舞いを見せるが、暫くするとまたアホに戻る。また、記憶を失っている間の記憶は智将状態にはなく、逆もまたしかりである。
「パイ毛」という謎の一発ギャグを持っており、随所で披露しているが、現状ウケているのは清峰と土屋和季の2名のみ。なおその土屋のウケも、ギャグに対するものではなく、「かつての天才が記憶喪失でアホになっている」という二次元要素への反応であり、実質清峰1人にしかウケていない。ただしその清峰的には「有吉超え」だという。
智将・要圭(ネタバレ有り)
先述の通り、記憶喪失前は智将とあだ名されるほど優秀な捕手。自信に溢れた冷静沈着な性格で、ある種のカリスマ性を持つ。走り込み1時間、素振り500本が日課。添加物を気にしてスナック類は口にしない。ヒットを打っても喜びをあらわにしないなど、とにかくクールでストイック。自分にも他人にも厳しい選手だった。
それらの実力はコンマ一秒の動作の短縮や、より洗練されたリードのための努力に裏打ちされており、記憶を失ってもなお身体に沁みついた経験として現れている。
この先ネタバレ
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しかし実は要圭は記憶喪失ではなく二重人格であり、アホの方の要圭(今後こちらの方を恥将要圭と呼ぶ)と智将である要圭の2つの人格を持っていることが分かった。
また智将要圭は恥将要圭のことをマスターと呼んでおり、主人格は恥将要圭である旨が伝えられる。
二重人格になってしまった原因は元々アホでだらしない性格をしていた要は、天才・清峰の隣に立ち続けるために自分を律し、必死に努力を重ねるうちに、冷静沈着でクールな智将の性格に変化。野球、そして清峰のために性格すら変えてしまったのであった。
血のにじむような努力の甲斐あって、中学生天才捕手と評されるようになった要は、清峰とともに数多くの球児の心をへし折る快勝を重ね、その一方で、野球を楽しいと思えなくなってしまい、さらに、負けた選手たちの負の感情やチームメイトとの軋轢によって、気付かないうちに莫大なストレスを溜め込んでしまう。
結果中学3年の時に要の心はとうとう限界を迎え、智将の人格はスリープ状態に。代わりに元の恥将要圭が現われ、その様子が周囲からは記憶喪失という形で認識されたのであった。(animate Times記載)
二重人格を自覚した後、恥将要圭は智将要圭に野球に対するアドバイスなどを求めるようになる。
また智将要圭も『自分の存在を消す』という目的をもっており、それを遂行する為にも自分の存在意義が恥将要圭にとって必要にないものになればいいと考え、智将要圭の持ちうる知識や技術を恥将要圭に教えるようになる。
また智将要圭は先述の通り冷徹で冷静沈着、自信にあふれた性格であり、「葉流火を一流のプロ野球選手にすること」を自分の使命としているがために自分にも清峰にもチームにもストイックであることが判明する。
その他
一定のストレス値を超えると人格が入れ替わってしまうらしく、新1年生にパイ毛をして滑った際にストレス値が限界突破し智将要圭と人格が変わるということも起こった。
また二重人格になった弊害もあり、脳疲労を起こしやすくなっている。
実際に116話、117話では脳疲労により恥将要圭は智将要圭に変わってしまうというハプニングが起きた。
他にも、あくまでも主人格は恥将要圭であるため智将要圭は主人格の意思とまったく違う動きはできないとのこと。
人間関係
リトル時代から共に野球をしてきた幼馴染。「怪物バッテリー」として知られた。記憶喪失後は野球をやめて青春を謳歌するつもりだったが、「俺と野球しろ」とどこまでも追い縋ってくる清峰に根負け。バッテリーではなく、友人として関係を再構築する。