「もう、ちゃんと反省してるのかしら?」
CV:藤井ゆきよ
人物
アーリャの姉で、征嶺学園高等部2年生。生徒会書記。
愛称は「マーシャ」。「学園の聖母(マドンナ)」の異名を持つ。
重度のシスコンで、アーリャからはちょっと苦手意識を持たれている。
有希の代理で買い出しを手伝った際の自由人ぶりに政近も懸念を覚えてしまったほど、天然でメルヘンな側面も強い。
そんな性格や言動に反して仕事などはかなりできるほうであるが、(アーリャなどの)信頼できる人間の傍では気が緩みやすくなる。逆に自分がしっかりしないといけない場面ではしっかり者になる。
天然な言動も、本人はちゃんと順序だてて物事を考えているつもりなので自覚がない(思考の過程をすっ飛ばして結論だけを口にするタイプ)。
「さーくん」という恋人がいるらしく、彼の写真が入ったペンダントを持ち、告白された際は、その「さーくん」を理由に毎回相手を撃沈させている。
クール系美少女の妹とは違い誰に対してもフレンドリーな母性の塊。
政近が、その気になれば溢れる母性の暴力で他者を一時的に幼児退行させることができるのではと妄想をしてしまった。
関連タグ
マーシャの初恋の相手「さーくん」の正体は幼少期の政近であり、同時に彼の初恋の相手でもある。
(まさちかで「さーくん」)
政近の初恋の相手は金髪碧眼でありマーシャとは似ても似つかないが、これは加齢に伴い変色したからである(妹のアーリャも幼い頃は金髪だった)。
マーシャがロシアに帰ってしまうことになったある日、再会の約束をして別れた二人。ところが「再会の約束」を慣れない日本語で言ってしまったため、政近は「捨てられた」と勘違いして記憶に蓋をした。
その後、再び日本に戻ったマーシャは征嶺学園の生徒会に入り、そこで政近と再会。ただし政近は別れ際の出来事が原因で彼女の顔と名前を覚えておらず、また最大の特徴だった髪と瞳の色も変わっていたために気づかなかったのである。
思い出の公園で再会した際に別れ際の誤解も解け、その上で政近に告白するも、アーリャの内に秘めた恋心を知っているため、アーリャの気持ちに向き合うまでは返事を保留させている。