概説
漢字では笊と書く。
竹細工や金属の網などでつくられ、洗った食材の水切りなどに使われる。
また漁にも使われることがあり、これを元にした「どじょうすくい」の踊りの小道具の定番である。
ざる蕎麦を始め、夏の涼を魅せるために、敢えて盛りつけの器に使用することも多い。
転じた使い方
無数の隙間が開いた構造から、チェック・防御体制などが甘いことを指して「ザル」とも呼ばれる。
また酒好きな人でも、相当に強い酒豪のことを「すぐに水が抜ける」ザルに見立てることがある。
なおこの上に「輪」もしく「枠」という、酔う気配すら見せない鉄の肝臓持ちのランクがある。