サンディカリズム

さんでぃかりずむ

資本主義を否定し、労働組合を主体として労働者による社会体制を目指す思想。

概要

労働組合主義のこと。

19世紀から流行した思想であり、特にフランス・イタリアで波及した歴史を持つ。

サンディカは、フランス語のsyndicat(組合)から来ている。

資本主義・議会主義を打破し、労働組合を中心する経済体制を目指そうとする考え。

ストライキやゼネストといった労働組合の運動によって労働者の要求を経済体制に対して推進させ、次第に労働組合を主軸とした生産と経済の管理を社会に建設しようとする。

急進的に組合運動によるサンディカリズムの革命を志向する勢力は「革命的サンディカリズム」と呼ばれる。

関連タグ

社会主義　労働組合　サボタージュ