鮎沢美咲
あゆざわみさき
鮎沢美咲とは、「会長はメイド様!」に登場するキャラクター。
本作の主人公。星華高校初の女性生徒会長。クールな雰囲気を持つ黒髪の美少女。父親が借金を残して蒸発しておりそのため男嫌いになってしまった。男に負けないよう努力を重ね文武両道の猛者になった。家族は母の美奈子と妹の紗奈との3人暮らし。家計を助けるため隣町にあるメイド喫茶でアルバイトをしているが、会長の威厳が失われることを恐れて友人にもこのことを秘密にしている。
ひょんなことから秘密を知った碓氷拓海との関わりをきっかけにだんだんと男性への不信感は鳴りを潜めていくようになり、美咲自身も厳しいながらも穏やかな性格へと成長していく。立場上敵を作ったり反感を持たれることもある一方、元々面倒見が良い性格でもあるため彼女を慕う生徒も多い。恋愛に関して同僚のほのかや店長・兵藤さつきの甥である兵藤葵がイライラしてしまうレベルで鈍感且つ苦手としている。
メイドとしての美咲に惚れ込んでしまった白川、更科、黒崎の3バカトリオには基本的には当たりがキツくぞんざいに扱うことが殆ど(当初は3人とも美咲に反感を持っていた上に、偶然美咲の秘密を知った際には狼藉を働こうとしたので仕方ない部分もあるが)。ただギャグ描写とはいえ、まがりなりにもメイド・ラテ存続に協力しようとしていた3人をうるさいという理由でボコボコにしてその場から放り出すなど、やや理不尽なシーンもあった。
原作初期の頃は乱暴な言葉遣いをする場面もあったがだんだんとマイルドになっていった。