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ミニクーパーの編集履歴

2012-11-02 09:21:05 バージョン

ミニクーパー

みにくーぱー

クーパー及びクーパーSはミニが1963年から生産してるスポーツモデルである

BMC


オリジナルのモーリス・ミニ・マイナーに搭載されていた848ccのエンジンは997ccまで排気量が増やされ、馬力も34馬力から55馬力に高められた。このエンジンにはレース向けのチューニングが施され、当時小型車には馴染みのなかったSUツインキャブレターとディスクブレーキが装備された。経営陣はこのモデルの生産を決め、1,000台を発注した。これは、経営陣が参加を目指していた、FIAの、当時のグループ2規定の生産義務台数をクリアするためであった。1964年、997ccのエンジンが、よりストロークの短い998ccのモデルに変更された。これ以降、1967年にクーパーモデルの生産が終了するまでに計12,274台の「クーパー」が販売された。1963年にはよりパワフルな「クーパーS」モデルが相前後して開発、生産された。

「クーパーS」は1071ccのエンジンと、より大型のディスクブレーキを特徴とし、1964年8月のモデルチェンジまでに計4,030台が生産、販売された。当初A型エンジンの排気量UPは1071ccが限界と見られていたが、ダウントン社のダニエル・リッチモンドがボア・ピッチをずらして1275ccまで拡大する手法を考案、イシゴニス、クーパー、リッチモンドの歴史的な3者会談により、量産型の1275クーパーSの計画がスタートした。量産に際して、サーキット・レースのクラス分けに合致した970ccと1275ccの2つのモデルを新たに追加、970ccモデルはあまり売れず、963台が生産された後1965年に生産終了となったが、1275ccの「クーパーS」は40,000台以上が生産され、1971年に生産終了となった。


BMW


天才アレック・イシゴニスがデザインしたクラッシクMINIは、卓越したパッケージングとデザインで、長い間、愛されてきた。BMWがMINIブランドを引き継ぎ、日本デビューを果たしたのは、2001年も押し迫った頃だった。


 当初は世界で愛されているクラシックMINIに対して、BMWグループの作る新しいMINIがどれだけ受け入れられるか疑問視する声も多かったが、実際に蓋を開けてみると、クラシックMINIのエッセンスを巧みに取り入れたニューMINIはそれまで以上に新しいファンを獲得した。


 そのニューMINIも2007年にフルモデルチェンジを受けているが、MINIオーナーですら判別が付かないほど、外観上の変化の少ないモデルチェンジだった。MINIの大きなアイデンティティである外観の変化を、極力抑えたのだ。


 しかし変らないのは外観だけで、中身はガラリと変っている。心臓部のエンジンもさることながら、全長も伸ばされるなど、実は内容の濃い変化だった。


 エンジンはBMWがプジョーに供給しているものをMINI用にアレンジ。全て1.6リッターだが、自然吸気とターボ過給でラインアップを構成している。出力は3種類だが、ターボにはもう1種類、ジョン・クーパー・ワークスがあって、こちらはクーパーSをベースにさらにチューニングしたスペシャルモデルだ。


 現行のMINIはその人気を反映して、多くのバリエーションを持っている。オーソドックスな3ドアの「ハッチバック」に、ホイールベースを伸ばした「クラブマン」、それに「コンバーチブル」の3種のボディー形態。このほどクロスオーバーも加わった。


1994年、BMWがローバーグループを総括することとなったと同時に全く新しいミニの開発が開始された。当初は英国を拠点として、ローバーが中心となって新型ミニの開発が進められ、1997年にはジュネーヴ・モーターショーで一般公開された。R50はサルーンの「ワン」と「クーパー」、R52は「コンバーチブル」、R53はサルーンの「クーパーS」のモデルコードである。


JCW(ジョン・クーパー・ワークス)というこのモデルは、レーシングミニの名チューナーとしてのブランドイメージを強く押し出したモデルで、「クーパーS」の170psという出力に対して、48ps増の218psという小型FF車としては限界ともいえる高出力を引き出している。内装も大きく変わり、後席を撤去し2座席としている。フォグランプやリアワイパーも撤去し、ヘッドランプも軽量化の為にHIDランプからハロゲンランプに変更している他、リアサスペンションのロアアームもアルミ製とし、JCW専用のセッティングとブレーキを採用するなど、走りに振った構成となっている。シートもレカロ製スペシャルを採用(全モデルレカロ製)し、サイドサポートも従来より改善されたが、デザイン重視であるため軽量化・ホールド性の観点からすると疑問が残る。軽量化の反面、大径の18インチホイールの採用や各部の強度アップ、巨大な整流板の追加などもあり、車両重量は「クーパーS」より15kgほど増の1195kgとなった。他にも多くの部分で見直しが図られ、スポイラーや車体下部の大きな整流板など空力にもかなり手を入れられた結果、最高速度は240km/h、0-100km/h加速においては6.5秒という、ラインナップの中では最高の性能を発揮している。

2006年11月、日本専用として300台の「デザイナーズチョイス」というモデルが発売になった。内訳は「クーパー」100台、「クーパーS」100台である。

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