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ある戦士の墓標
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ある戦士の墓標

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かつてひるかわとよばれたおとこのおめいへんじょうかい

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第11話のサブタイトル。

概要

これまでレイを幾度となく襲ってきたレイオニクスハンターことペダン星人及びキングジョーブラックとの決着回。

また、本編はメビウス依頼、永らく風評被害に遭って来た加藤厚成氏の汚名返上回でもある(詳しくは後述)。


あらすじ

レイとの戦いを通じ、ようやく彼を信用すると決めたダイル。しかし、その為には最高司令官であるハーランを説得しなければならない。

そこでダイルは三たびレイの元を訪れ、ハーランに会ってほしいと頼み込む。もしハーランから素質を認められれば、ペダンはレイオニクス狩りを辞め、未来へ帰ると言うのだ。

そんなダイルの言葉を信じ、彼についていくレイ。だが、そんな彼を待ち受けていたのは、ペダンに拘束された仲間と、ハーランの罠だった。ハーランの真の目的はレイを洗脳し、その力を自らの兵器として利用する事だったのだ。そんなハーランの目的に対し、ダイルは猛抗議する。力に溺れれば、また新たな争いを生む。そして…。


「この宇宙にはもっと大切なモノがある」


同時にそれをハルナから教わったのである。しかしハーランはそんなダイルを無情にも撃ってしまう。


ハーラン「ペダンに、臆病者は不要です」


彼女の非情な行動にレイは激怒。ペダンが出撃させたキングジョーブラックに対し、ゴモラリトラミクラスを呼び出して応戦するが、あまりの数の多さに次第に押されていく。


ハルナ「レイ逃げて!幾らあなたでも、この数じゃどうにも…!」


しかし、そんなハルナに対し、ヒュウガは「レイはまだ本当の力を出し切れていない」と告げる。その理由は、拘束されたハルナ達を気にしていたからだった。


ダイル「レイは…貴様らの絆の力で強くなった…! だが同時にそれは…奴の弱点でもある…! 馬鹿な奴だ…その甘さが無ければ…無敵だと言うのに…!」


ダイルはそんなレイの悪態を突きながらも、傷付いた身体を張りながら、必死にヒュウガ達の元へ近寄り、拘束を解こうとする。そして…。


ダイル「俺は…ペダン星の…誇り高きハンター!未来を…頼んだぞ…!」


ペダンの兵士達に撃たれながらも、ついにヒュウガ達を解放したダイルは、その場で力尽いたのだった。

ダイルの命と引き換えにようやく解放されたヒュウガ達はスペースペンドラゴンに乗り込む。そして…。


ヒュウガ「心を持たぬ化学は…悪魔の力だ…!それを…お前達に返してやる!!」


かつてダイルによって改装されたペダニウムランチャーの封印をついに解除。無数のキングジョーブラックに目掛けて発射し、一網打尽にする。

そしてハーランはキングジョースカーレットの残骸に圧し潰され、残ったペダン星人達は惑星ハマーから撤退したのだった。


長きにわたるレイオニクスハンターの脅威は、ようやく終息した。一人の戦士の犠牲によって…。


ヒュウガ「勇敢なる…戦士へ…」


キングジョーブラックの残骸が散らばる荒れ地に建てられたダイルの墓標に向かい、レイ達ZAP SPACY一同は、その勇敢なる男に敬礼したのだった。


余談

  • 本エピソードにおけるダイルの評価について、視聴者から真っ二つに意見が分かれている。

ダイルを演じた加藤氏はかつて『ウルトラマンメビウス』において、ウルトラシリーズ史上最低の地球人こと蛭川光彦役を演じた事でも有名で、当時の加藤氏はそんな蛭川の悪行ぶりを演じたせいで(実際、加藤氏は『メビウス』のみならず、ネクサスにおいても主人公を苦しめる悪役を演じていた事もあり、これもバッシングを受ける一因にもなっている)、視聴者からただでさえ過激なバッシング被害に遭ってきたのだが、今回のエピソードにおいて蛭川の一件を根に持っていたファンから、ダイルを蛭川と重ねて「ざまあみろヒルカワ」「ようやく天罰が下った」「メビウスの報復」「中身がヒルカワだから感動しなかった」という更なる風評被害に遭う羽目になってしまった。

しかし、一方で自分の身を省みずにレイの仲間を救った勇敢なる行動に胸を打たれた視聴者も少なくなく、「中の人がヒルカワとは思えないくらい良い役だった」「加藤さんを見る印象が変わった」など、好意的な感想も多数寄せられており、賛否は分かれど、結果的に(蛭川の一件で苦しんできた)加藤氏の汚名はようやく返上できたとも言える(そもそもダイルがこれほどの良キャラになったのも、加藤氏が上述の風評被害に遭っている事情を知ったスタッフの配慮によって設定を変更されたからであり、こう考えると加藤氏は良き制作陣に恵まれたと言えるだろう)。

  • 本エピソードでは、『ウルトラマンネクサス』に登場したダークデュナミストを演じた役者三人が同時に出演したとしても注目されている。

中丸シオン(ハーラン役)→ダークファウスト斎田リコ役)

加藤厚成(ダイル役)→ダークザギ石堀光彦役)

俊藤光利(クマノ役)→ダークメフィスト溝呂木眞也役)


特にハーラン役の中丸氏が演じた斎田リコは、上記の2人のダークデュナミストによって操り人形にされるという悲劇的な末路を辿ったのに対し、本作では奇しくも上下関係や主人公側との交流による結末が逆の役柄で共演となっている。その為、ダイルがハーランに銃撃されたシーンを見たネクサスファンの中には、前述の「メビウスの報復」と同時に、「ファウスト(斎田リコ)の仕返し」と称した人もいるのではないだろうか(因みに中丸氏は、本編から13年後の2022年に死去されている)。

  • 意外にも本編では地球怪獣最強と謳われた火山怪鳥バードンが登場し、レイのゴモラと戦っているが、ゼットンやキングジョー、そして暴君怪獣タイラントという強豪たちと比べ、かなり影が薄くなっている。レイオニクスの力を完全に制御できたレイにとっては、もはやバードンも敵ではなくなってしまったのだろうか…?(因みに本編の大怪獣バトルファイルにおいてこの怪獣が紹介された際、クマノはオキから「バードンの好物は人間」と聞かされた際、「怖」とドン引きしていた。自分もかつては怪獣に人間を喰わせていたというのに…


関連タグ

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

ペダン星人ダイル ペダン星人ハーラン キングジョーブラック キングジョースカーレット

ペダン星人 レイ 火山怪鳥バードン

概要

これまでレイを幾度となく襲ってきたレイオニクスハンターことペダン星人及びキングジョーブラックとの決着回。

また、本編はメビウス依頼、永らく風評被害に遭って来た加藤厚成氏の汚名返上回でもある(詳しくは後述)。


あらすじ

レイとの戦いを通じ、ようやく彼を信用すると決めたダイル。しかし、その為には最高司令官であるハーランを説得しなければならない。

そこでダイルは三たびレイの元を訪れ、ハーランに会ってほしいと頼み込む。もしハーランから素質を認められれば、ペダンはレイオニクス狩りを辞め、未来へ帰ると言うのだ。

そんなダイルの言葉を信じ、彼についていくレイ。だが、そんな彼を待ち受けていたのは、ペダンに拘束された仲間と、ハーランの罠だった。ハーランの真の目的はレイを洗脳し、その力を自らの兵器として利用する事だったのだ。そんなハーランの目的に対し、ダイルは猛抗議する。力に溺れれば、また新たな争いを生む。そして…。


「この宇宙にはもっと大切なモノがある」


同時にそれをハルナから教わったのである。しかしハーランはそんなダイルを無情にも撃ってしまう。


ハーラン「ペダンに、臆病者は不要です」


彼女の非情な行動にレイは激怒。ペダンが出撃させたキングジョーブラックに対し、ゴモラリトラミクラスを呼び出して応戦するが、あまりの数の多さに次第に押されていく。


ハルナ「レイ逃げて!幾らあなたでも、この数じゃどうにも…!」


しかし、そんなハルナに対し、ヒュウガは「レイはまだ本当の力を出し切れていない」と告げる。その理由は、拘束されたハルナ達を気にしていたからだった。


ダイル「レイは…貴様らの絆の力で強くなった…! だが同時にそれは…奴の弱点でもある…! 馬鹿な奴だ…その甘さが無ければ…無敵だと言うのに…!」


ダイルはそんなレイの悪態を突きながらも、傷付いた身体を張りながら、必死にヒュウガ達の元へ近寄り、拘束を解こうとする。そして…。


ダイル「俺は…ペダン星の…誇り高きハンター!未来を…頼んだぞ…!」


ペダンの兵士達に撃たれながらも、ついにヒュウガ達を解放したダイルは、その場で力尽いたのだった。

ダイルの命と引き換えにようやく解放されたヒュウガ達はスペースペンドラゴンに乗り込む。そして…。


ヒュウガ「心を持たぬ化学は…悪魔の力だ…!それを…お前達に返してやる!!」


かつてダイルによって改装されたペダニウムランチャーの封印をついに解除。無数のキングジョーブラックに目掛けて発射し、一網打尽にする。

そしてハーランはキングジョースカーレットの残骸に圧し潰され、残ったペダン星人達は惑星ハマーから撤退したのだった。


長きにわたるレイオニクスハンターの脅威は、ようやく終息した。一人の戦士の犠牲によって…。


ヒュウガ「勇敢なる…戦士へ…」


キングジョーブラックの残骸が散らばる荒れ地に建てられたダイルの墓標に向かい、レイ達ZAP SPACY一同は、その勇敢なる男に敬礼したのだった。


余談

  • 本エピソードにおけるダイルの評価について、視聴者から真っ二つに意見が分かれている。

ダイルを演じた加藤氏はかつて『ウルトラマンメビウス』において、ウルトラシリーズ史上最低の地球人こと蛭川光彦役を演じた事でも有名で、当時の加藤氏はそんな蛭川の悪行ぶりを演じたせいで(実際、加藤氏は『メビウス』のみならず、ネクサスにおいても主人公を苦しめる悪役を演じていた事もあり、これもバッシングを受ける一因にもなっている)、視聴者からただでさえ過激なバッシング被害に遭ってきたのだが、今回のエピソードにおいて蛭川の一件を根に持っていたファンから、ダイルを蛭川と重ねて「ざまあみろヒルカワ」「ようやく天罰が下った」「メビウスの報復」「中身がヒルカワだから感動しなかった」という更なる風評被害に遭う羽目になってしまった。

しかし、一方で自分の身を省みずにレイの仲間を救った勇敢なる行動に胸を打たれた視聴者も少なくなく、「中の人がヒルカワとは思えないくらい良い役だった」「加藤さんを見る印象が変わった」など、好意的な感想も多数寄せられており、賛否は分かれど、結果的に(蛭川の一件で苦しんできた)加藤氏の汚名はようやく返上できたとも言える(そもそもダイルがこれほどの良キャラになったのも、加藤氏が上述の風評被害に遭っている事情を知ったスタッフの配慮によって設定を変更されたからであり、こう考えると加藤氏は良き制作陣に恵まれたと言えるだろう)。

  • 本エピソードでは、『ウルトラマンネクサス』に登場したダークデュナミストを演じた役者三人が同時に出演したとしても注目されている。

中丸シオン(ハーラン役)→ダークファウスト斎田リコ役)

加藤厚成(ダイル役)→ダークザギ石堀光彦役)

俊藤光利(クマノ役)→ダークメフィスト溝呂木眞也役)


特にハーラン役の中丸氏が演じた斎田リコは、上記の2人のダークデュナミストによって操り人形にされるという悲劇的な末路を辿ったのに対し、本作では奇しくも上下関係や主人公側との交流による結末が逆の役柄で共演となっている。その為、ダイルがハーランに銃撃されたシーンを見たネクサスファンの中には、前述の「メビウスの報復」と同時に、「ファウスト(斎田リコ)の仕返し」と称した人もいるのではないだろうか(因みに中丸氏は、本編から13年後の2022年に死去されている)。

  • 意外にも本編では地球怪獣最強と謳われた火山怪鳥バードンが登場し、レイのゴモラと戦っているが、ゼットンやキングジョー、そして暴君怪獣タイラントという強豪たちと比べ、かなり影が薄くなっている。レイオニクスの力を完全に制御できたレイにとっては、もはやバードンも敵ではなくなってしまったのだろうか…?(因みに本編の大怪獣バトルファイルにおいてこの怪獣が紹介された際、クマノはオキから「バードンの好物は人間」と聞かされた際、「怖」とドン引きしていた。自分もかつては怪獣に人間を喰わせていたというのに…


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