概要
魚類または他の魚介類と塩を主な原料にした液体状の調味料。魚醤油(うおしょうゆ)、塩魚汁(しょっつる)とも呼ばれる。
魚醤はアジア、特に東南アジアの沿岸部を中心に、東アジアの日本、中国なども含め、いくつかの文化圏で用いられており、特にタイを始めとする東南アジアでは、塩を除けば、ほぼ唯一の塩味の調味料で、非常に多くの料理に用いられる。
タイではナンプラー、ベトナムではニョクマム、中国南部や台湾では魚露(ユーロウ)や膎汁(ケチャップ)などと呼ばれている。
日本でも魚醤が作られており、秋田県の「ハタハタのしょっつる」、石川県の「いしる」、香川県の「いかなご醤油」等が有名である(通称「日本三大魚醤」)。
関連タグ
マムトム:海老を原料にした調味料。