概要
1998年(平成10年)9月に高知県を襲った豪雨災害。発生した年月から「平成10年9月豪雨」とも呼ばれる。
停滞する秋雨前線に向かって高気圧の縁を回る暖湿気流が流れ込んだため、9月24日未明から25日朝にかけて、高知県を中心に記録的な大雨となった。
高知市では、1時間雨量が129.5mm、24時間雨量が861.0mmとなり、いずれも観測史上最多となった。
高知県では河川の氾濫や土砂災害などが続発し、広範囲にわたって浸水、蓋が外れたマンホールに吸い込まれたりして、多くの犠牲者が出た。
被害
- 死者・行方不明者 8名
- 住家全半壊 54棟
- 床上浸水 9,446棟
- 床下浸水7,807棟