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気象衛星ひまわりの編集履歴

2012-11-25 14:14:27 バージョン

気象衛星ひまわり

きしょうえいせいひまわり

日本の静止気象衛星

気象観測を主目的として日本が打ち上げ運用している静止衛星

本衛星により撮影された画像は毎日の天気予報お茶の間でもおなじみである。


2012年11月現在、ひまわり6号とひまわり7号が運用中である。


ひまわり(1号)~ひまわり5号(GMSシリーズ)

初号機の「ひまわり」から「ひまわり5号」までのGMS(Geostationary Meteorological Satellite)シリーズは地球大気観測計画の一環として計画され、1977年7月14日の「ひまわり」から1995年3月18日の「ひまわり5号」まで5機が打ち上げられた。

これらGMSシリーズはほぼ同じ外観であるが、初号機の「ひまわり」のみ、衛星バスが異なり、外見上の大きな違いとして、USBオムニアンテナではなくVHFアンテナが使用されている点と、可視赤外走査放射計のシェードに白黒のストライプ模様が見られる点が上げられる。


みらい,ひまわり6号,ひまわり7号(MTSATシリーズ)

「みらい」以降のMTSATシリーズは航空管制機能ももつ運輸多目的衛星MTSAT(Multi-functional Transport Satellite)として国土交通省航空局と気象庁により共同開発された。

MTSATシリーズの初号機であるMTSAT-1には「みらい」の愛称が公募により選定されていたが、1999年11月15日のH-IIロケット8号機のLE-7を原因とする打ちあげ失敗により使用されることはなかった。

同型代替機としてMTSAT-1Rが2005年2月26日に打ち上げられ、GMSシリーズから名称を引き継ぎ「ひまわり6号」として打ち上げられた。なお、「ひまわり6号」が運用開始されるまでは寿命を超過した「ひまわり5号」およびアメリカの気象衛星「GOES-9」を代替機として使用した。


ひまわり8号,ひまわり9号(予定)

2014年および2016年にそれぞれ「ひまわり6号」と「ひまわり7号」の後継として打ちあげが計画されている。製造は三菱電機が落札している。MTSATシリーズで経費の7割を負担していた国土交通省が計画から外れたために一時期予算面で実現が危ぶまれ他の衛星との相乗りなども検討されたが、最終的に気象庁単独予算での打ちあげが決定された。



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