東都環状線
とうとかんじょうせん
漫画「名探偵コナン」に登場する鉄道路線。
概要
漫画「名探偵コナン」の舞台、「米花町」を通る鉄道路線。運営会社は東都鉄道(TR)。
米花町が東京に存在すること、地上鉄道の環状線ということから、モチーフはJR東日本の山手線であることが考えられる。
ラインカラーはスカイブルーで、ここに関しては実際の山手線とは異なる。駅名に関しても多くが東京の地名をもじったものとなっており、地元を知る視聴者ならニヤリとできる要素が詰め込まれている。
しかし、「本庁の刑事恋物語」で品川駅が登場するなど実在の駅が登場し、そこに東都環状線の車両が乗り入れていると思わしき描写があったり、山手線と同じ黄緑色の東都環状線車両が登場したりするなど、設定が完全に固められているわけではないので注意が必要。
使用車両
- 205系らしき車両
連載開始当初は1990年代であり、当時の山手線で運用されていた205系がモチーフとなる車両が2000年代初頭まで登場していた。代表的なのは映画1作目、時計じかけの摩天楼にて東都環状線が事件現場となるシーンだろう。この映画が本路線の初登場エピソードである。
- 209系らしき車両
34巻にて登場。
- E231系らしき車両
2002年5月のテレビアニメ版279話以降登場。同オープニング(ZARD 星のかがやきよ)394話〜414話の中でも、少年探偵団を乗せて走行しているシーンで登場する。もちろんE231系でも山手線で運用された500番台がモチーフになっている。上述の209系らしき車両もアニメ版での街頭エピソードでは、実際に山手線を走っている車両に変更すべくこちらの車両に差し替えられている。