作品概要
ある日、妖夢が紫の忘れ物であるＴＲＰＧのルールブックを発見。これをきっかけに幽々子がＧＭ、妖夢やプリズムリバー三姉妹がＰＬとなって、ＴＲＰＧのセッションが開始される事に。
舞台となるのは架空の町「滝音町（たきねちょう）」。そこで語られるのは、四人の女子高生達を中心とした、『噂』と『過去』と『未来』、そして『音楽』と『絆』をテーマとした物語。
全９回におけるセッションを経てキャンペーンは無事終了・・・と思いきや、ＰＨとナンバリングされる番外編が３話ほど投稿された後、タイトルを「白玉楼でアルシャードガイア２」に変更し、新たな物語（キャンペーン）が開始される。
使用システムは『アルシャードガイア』。なお、２ｎｄシーズンは途中から『アルシャードセイヴァー』の要素も取り入れられる事に。
ＧＭ
西行寺幽々子
１ｓｔシーズンにおけるＧＭであり、彼女の言葉により本シリーズのキャンペーンが始まったといっても過言ではない。何かと怖がったり怯えたりする妖夢の顔見たさに、今回予告やシナリオでホラー的描写をここぞとばかりに繰り出してくる事も。
２ｎｄシーズンからはＧＭの座を紫に譲り、自身はＳＭとして関わるように。
八雲紫
２ｎｄシーズンにおけるＧＭ。１ｓｔシーズンでは第６話においてＳＭとして参加した事もある。元々第一部で終わる予定だったキャンペーンを「このまま終わらせるのはもったいない」と感じた彼女により、第二部の物語が紡がれる事に。
プレイヤーキャラ＜ＰＬ名＞
- 島村美音＜魂魄妖夢＞
家庭の事情により五月から『白玉高校』に転校してきた、女子高生の少女。部活は軽音部に所属するようになり、バンド＜プリズムリバー＞ではボーカルを担当。真面目で素直な性格をしており、正義感が強い。しかしＰＬである妖夢と同様に怪談話や怪奇現象といったものを苦手とし、何かといじられポジションに立たされてしまう事も。
クラスメイトである軽音部の少女達から部への勧誘を受け、放課後彼女たちの部室である音楽室へと招かれる事に。しかしそこで『奈落』と呼ばれる危険な存在に遭遇、絶体絶命のピンチに陥るが、突如現れた謎の女性『レイラ』の力によって、『クエスター』へ覚醒。それ以降、同じ軽音部のメンバーたちと共に、奈落が関わる事件に遭遇、それを解決していくように。
転校初日での自己紹介の際、緊張のため自分の名前を間違って「みょん」と発言してしまった事から、軽音部メンバーからは「みょん」というあだ名で呼ばれるようになる。
家族構成は両親のみで、どちらも共働きをしている。
- 樫野リカ＜リリカ・プリズムリバー＞
美音のクラスメイトにして、白玉高校軽音部の部長でもある少女。バンドでの担当楽器はドラム。
活発で姐御肌な性格をしており、何かと突撃思考で物事に挑みがち。しかしながら、軽音部のリーダーとしてメンバーの事を気にかけており、仲間として大切に思っている。そしてそんな彼女の事をメンバー達は信頼しており、彼女に引っ張られる形で共に行動している。
現在の目標は「音楽の力で『世界征服』したい！」とのこと。
自分のクラスに転校してきた美音を面白いと評価し、部員不足で廃部の危機に晒されていた自身の部を存続させる為に、美音に軽音部に入部してくれるよう勧誘する。そして彼女に自分達の音楽を聴かせてあげようと音楽室に招くが、突如部屋に閉じ込められ、そこへ奈落が登場しピンチに。だが、「レイラ」の力により美音と同様クエスターとして覚醒する。
家族構成は両親と弟が３人ほど。弟は長男からサニスケ、スウタ、チャタローという名前。弟達とはたまに口喧嘩になったりする時もあるようながら、基本的に姉として彼らと良好に接していると言える。
駅前の花屋でアルバイトをしているが、花に関する知識はあまり詳しくない。
- 西脇メル＜メルラン・プリズムリバー＞
美音のクラスメイトであり、軽音部の部員でもある少女。担当はベース。
とある下着メーカーの社長令嬢であり、実家はかなりの豪邸。かといって漫画などでよくある「おーっほっほっほ！」と叫んだり、高飛車な性格であったり・・・などという事はなく、おっとりして嫌味のない性格。しかし割と天然な部分があり、時に思いもよらぬ発言や行動を起こし、周囲を驚かせることも。
幼い頃病弱な身の上であったが、実は奈落の仕業によるもの。現在では回復し健康そのもの。
同じ軽音部のメンバーにして幼馴染でもある大本ルナが陰ながら彼女が自分の事を守ってくれていたのに薄々ながら気付き、今度は自分が彼女を守ってあげたい、と思うように。
奈落との初遭遇の際、ルナを奈落の攻撃から庇ったために致命傷を負うも、『レイラ』から力を授かった事でクエスターに覚醒し、無事蘇生した。
ルナが美音に対し好意を示す場面で邪魔をするように割って入ったり、回復用のＭＰポーションを口移しでルナに飲ませたりするなど、彼女に対する好意故か、大胆な行動に至ったりもする。
ジョバンニという有能な執事がおり、調べ物の際に彼の力を借りる事も。
他の家族は両親のみ。父親は下着メーカーの社長であり、それと同時に夫として妻や娘であるメルの事を大切に思っている。しかしメルと同様かなり天然な性格のようで、未だに娘と共に風呂に入ったりするらしい。
- 大本ルナ＜ルナサ・プリズムリバー＞
美音のクラスメイト兼軽音部の部員である少女。担当はギター。
実は人間ではなく『フォックステイル』と呼ばれる種族であり、見た目よりも相当年齢が高い。天涯孤独の身の上ながら、普段はクエスターの支援組織でもあるカラオケボックス「フォーチュン」に居候しており、店の手伝いとして子狐に変身した状態で売り込みを行ったりしている。
クールでミステリアスな雰囲気を出しながらも、美音に対し事ある毎に自分なりの愛を（変態的に）伝えてくるので、せっかくのシリアスムードが色々と台無しになったりする事も。
なお、ＰＬであるルナサも妖夢に対し好意を抱くようになり、やはりこちらでも色々と残念な迫り様を見せている。そんな彼女の行動ぶりからか、動画の視聴者からはいつしか『駄狐』というあだ名で呼ばれるように。
しかしながら、そんな好意を寄せる美音に対しても時に冷酷に事実を突きつけたり、彼女の発した言葉に静かながらも激しい怒りを露にした事も。
他のメンバーと違い物語当初からクエスターではあったが、本格的に奈落と戦闘するのは第一話での戦闘が初だった様子。
番外編の第２話・第３話において、『特異点』と呼ばれる特別な存在である事が判明。そして彼女を中心とし、２ｎｄシーズンの物語は進行していくことに。
