もしかして
早い話が同人誌のこと。
商業ベースで数十ページ~100ページ弱程度の本(雑誌、書籍など)が発行されることが少ないので、こう呼ばれることが多い。
同人誌であればページ数は問われないため、合同誌などで数百ページに及ぶ場合などは『ぶ厚い薄い本』という、矛盾した名称で呼ばれたりもする。
pixivとこの百科事典を閲覧している、君たちの部屋にもいっぱいあるかもしれない(同人ショップのない地方の在住でも、通販やオークションとかをあたればなんとか購入はできよう)。
が、安易に『同人誌=エロい本』という偏見の目で見るのは、同人誌や即売会を全て否定するのに等しいので、軽率な発言は自重しよう。
……もっとも、わざわざ同人誌でなく薄い本と表記する場合は基本的にエロ同人誌を指しているのだが(もちろん、エロ同人を潔しとしないサークルも存在する)。
ただしエロ同人誌を指す傾向が強まったのは最近のことであり、そもそも同人誌は全般的に薄いのが当然だ。
何故なら、出版にかかる費用の関係上、上記の合同誌のように寄り合い所帯であるか、売り手が金と気合いを大きく傾ける場合でもないと金銭的な問題からぶ厚くしづらいから。
そもそも自費出版なので売れなかったら……。というのもある。
そうした純粋な経済上の制限もあるから、薄い本は薄いのがまず普通と心得るのがマナーだ(本が本当に薄くて高いからと、不満だけを述べてはいけないという意味)。
関連タグ
薄い本が厚くなるな:エロ同人誌の発行が期待されるという意味の言い回し。