概要
1K、バス、トイレ別 幽霊(少女)憑き物件。
後藤聖一は引っ越し先を探している際に家賃が月1万円の「曰く付き」物件を発見する。その「曰く」はアパートで亡くなった少女の幽霊が出ると言う噂であったが、霊感が強く幽霊の姿が見える聖一は下心全開で引っ越しを敢行する。
こうして新居に引っ越した聖一の前に問題の幽霊・上原ひな子が聖一を追い出すべく現れるが、聖一は全く動じず奇妙な同居生活を強いられることになってしまう。
単行本は全9巻。
基本的には後藤聖一を中心としたドタバタな日常を4コマ形式で描くが、たまに悪霊とのバトルパートがある。
メインキャラクター
- 後藤 聖一(ごとう せいいち)
主人公。霊能力者の家系に生まれた長男(二子)。10代前半の女の子が好きな、自他共に認めるロリコン。ひな子に執拗なアプローチを掛けるため嫌がられている。
運動は苦手とのことだが郷東を働いていた郷東を容易く捕らえたことがある他、終盤の悪霊との一騎討ちではひよ子の助力ありとはいえ肉弾に勝利している。
前田さんに好かれているがストーカー気質のため関りを嫌がっている。
劇中では特に働いている描写もなかったが、後に霊力を込めたお札を通信販売していることが明かされた。霊が見えたりお札を作ったりとしているが、聖羅のように除霊の力はない。
- 上原ひな子(うえはら ひなこ)
ヒロイン。ある日、交通事故により幽霊となってしまった少女。兄が帰って来ると信じてアパートに取り付いており、そこに住み込む者たちを追い払っていた。それが仇となって後藤に目を付けられ、否応なしに同居するハメに。
当初は後藤をヘンタイとして嫌っていたが、なんだかんだで自分を想ってくれている彼のことを見直しつつあるようで……?
- 下一桁 ひよ子(しもひとけた ひよこ)
サブヒロイン。アパートに住み付く幽霊。幼い外見だが長く幽霊をやっているようで口調はロリババア。ひな子のことを娘のように思っており、ひな子からはかなり頼られている。
- 前田 七三(まえだ ななみ)
サブヒロイン。コンビニで働く店員だったが後藤に一目惚れしたことでアパートまで追い掛けて来て隣人となった。かなりの巨乳。眼鏡を取ると美人。
普段は敬語であがり症なところがあるが、後藤に対しては一途かつ積極的。ストーカー気質のため後藤には嫌がられている。
当初はひな子を悪霊と見て除霊しようとしていたが、次第に和解していった。
- 後藤 聖二(ごとう せいじ)
サブキャラクター。後藤の双子の弟。いつも黒いスーツを着ており、何かと気取ったポーズを取る。幼女好きなペドで作中屈指の変態。
いつも「兄のそっくりさん」扱いされていたことから嫌気が差しており、当初は兄に対して辺りがキツい時があった。基本的には仲良しだが、兄にはその変態振りを引かれることも。
ひよ子から説教をされたことで目覚めてしまい好意を抱くようになるが、まったく相手にされていない。
- 後藤 聖羅(ごとう せいら)
サブキャラクター。後藤の姉(一子)。本職の霊能力者で巫女装束になることもあるが、普段着でいることが多い。かなり巨乳。ポニーテール。
自分ではまともだと思っているが実際はレズビアン。特に前田さんを気に入っている。逆に男は敵視している。このため後藤兄弟は幼少から暴力を振るわれており、姉をかなり苦手としている。
- 斜坂 希子(ななめざか たまご)
サブキャラクター。終盤に登場した第2の幼女幽霊。前田さんやひよ子に懐いている。
生前はお嬢様だったのか「ですわ、ですの」口調で話す。高飛車で気が強いが中身はポンコツ。
- 西村(にしむら)
サブキャラクター。後藤が住むアパートの近所にあるスーパーでサービスカウンターの担当をしているおばちゃん。
サブキャラクターの中ではあまり登場せずストーリーにも関わって来なかったが……?
ちなみに幽霊は見えない。
- 郷東(ごうとう)
サブキャラクター。常に帽子、サングラス、マスクで素顔を隠している。当初はコンビニやスーパーで強盗を働く悪人だったが、終盤からはぶっきらぼうながらも面倒見のいいおじさんに。
改心?後は聖羅からぶっ飛ばされたことが何度かあり、彼女が苦手の様だ。
ちなみに幽霊は見えない。