ケンタウルス・ネアンデルタレンシス

けんたうるすねあんでるたれんしす

謎の失踪を遂げた動物学者ペーター・アーマイゼンハウフェン博士氏の残した研究資料を基に書かれた『秘密の動物誌』に掲載されている幻獣の一種。

概要

和名は「ネアンデルタールケンタウロス」。

謎の失踪を遂げたドイツの動物学者ペーター・アーマイゼンハウフェン博士氏の残した研究資料を基に書かれた『秘密の動物誌』に掲載されている幻獣の一種。

アフリカ・ウガンダのムバララ地区に棲息しているとされる、上半身がヒヒ、下半身は馬という姿の幻獣で、そのギリシャ神話に登場するケンタウロスに酷似した姿から、その名が付けられたといわれる。

人間に対して非常に友好的で、近づいて握手することができ、記述によると、博士とその友人はネアンデルタール・ケンタウロスの夫婦の歓待を一週間に渡って受けていたとされる。

非常に高い学習能力と知能、コミュニケーション力を持っており、困難を伴っているとはいえ、博士の名前を言語に近い声を発することも認められている。

尚、この人間に非常に友好的な彼らは、寛大にも解剖されて標本の1つになることを受諾して、その命を生命学会に提供したとされ、その結果、成体の脳の容積は1105立方cmもある事が判明し、その動物を超えた学習能力とコミュニケーション力は博士に神話的存在への畏怖を感じさせたという。