文学フリマとは、創作小説だけでなく、あらゆる意味での、それぞれが『文学』と信ずるものを販売するイベントである。評論ブースでは多岐にわたるジャンルの批評・レビュー誌が販売されている。
コミケなどの同人誌即売会と異なり、小説や批評を主に扱うのである。
第1回は、大塚英志、市川真人、青山ブックセンターが主催し、第2回以降は、文学フリマ事務局が主催している。2006年と2011年には、別主催者によるスピンオフイベントが名古屋で開催された。
プロ・アマを問わず参加を募っている。第1回(2002年)開催時には、佐藤友哉と西尾維新が小説を書き、舞城王太郎が挿絵を付けたコピー誌が販売され、第4回(2005年)開催時には、桜坂洋と桜庭一樹が合作した小説が販売された。
ライトノベル作家、ミステリー作家などがサークルを主宰していることも多い。
その歴史、開催会場
第1回 - 2002年11月3日:青山ブックセンター
第2回 - 2003年11月3日:青山ブックセンター
第3回 - 2004年11月14日:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎
第4回 - 2005年11月27日:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎
第5回 - 2006年11月12日:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎
第6回 - 2007年11月11日:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎
春の文学フリマ2008 - 2008年5月11日:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎
第7回 - 2008年11月9日:東京都中小企業振興公社秋葉原庁舎
第8回 - 2009年5月10日:大田区産業プラザPiO
第9回 - 2009年12月6日:大田区産業プラザPiO
第10回 - 2010年5月23日:大田区産業プラザPiO
第11回 - 2010年12月5日:大田区産業プラザPiO
第12回 - 2011年6月12日:大田区産業プラザPiO
第13回 - 2011年11月3日:東京流通センター
第14回 - 2012年5月6日:東京流通センター
第15回 - 2012年11月18日:東京流通センター
第16回 - 2013年4月14日:堺市産業振興センター(大阪開催)