貴様らは無事に帰さん!!!
演:鈴木信二
概要
実戦空手の使い手である代沢高校(通称サワコー)の男子高校生。
以前は「白泉会」と言うフルコンタクト空手の道場に所属していた。
父親も空手家で白泉会を創設した会長の親友だったらしいが、ショウゴが幼い頃に事故死している。
この出来事がショウゴの人格形成に強い影響を与えた。
かなりの実力者だが、街での喧嘩が事件に発展したケースを考慮し、あえて黒帯は取得していないらしい(実際の判例でも武道の段そのものが凶器と見なされることもある)。
身体を鍛え上げ着実に実力をつけていったが、フルコンタクト空手の試合では余り良い成績を残せず、実戦を求めて路上の喧嘩に身を移していった。
居酒屋を経営している母親と二人で暮らしている。
劇中の活躍
最初は神代ユウを狙って拳を交えたが、その後和解。
ユウに戦うための「仲間になってくれ」と誘うが、ユウ本人からは「友達になろう」と言われたことからユウや金田シンイチと友情を結び、ユウにはキックや相手に密着した状態からの肘を使った技を伝授したり、体格の変化からくるスランプにより行き詰まった時にアドバイスも与えたりしていた。
しかし、本来自負心も強い性格であったため、加速的に進化するユウにライバル心を抱き始めた彼は「友として」再戦を挑むことに。自身の空手をかけて戦うが敢えなく敗北した。
その後、ユウやシンとは断絶状態となり、徐々に精神的に追い込まれていく。
もう一度ユウと本気で戦うために彼の敵となり、八木達と再び行動することになる。
その結果、ドラッグキングの下につき、脱法ドラッグ「トゥルー」に溺れてしまうことになるが、シンの決死の説得により、八木の取り巻きによってユウに対する人質にされていた伊沢マイを救出し、八木達にリンチされていたユウの関節を元に戻した。
「あの娘は無事だ。 シンと…家に送った」
大切なものを失わずに済んだ事実に安堵し涙を流すユウの姿を見て、ショウゴは自身が強さを追い求めていた本当の理由を思い出す。
支えとなっていた父の『強くなれ』という言葉。その理由は『大切なものを守るため』であったのだと。
本心を思い出したことから八木一派と決別したショウゴは、竜を相手に本気の空手を解禁する。
危険なため表舞台では禁じ手とされている目突きや急所狙いを駆使して竜を倒すが、駆けつけた警察に傷害の現行犯で逮捕され、少年院送りとなる。
ユウと伊沢マサキの最後のタイマンから3年後に少年院を出所。
ユウと約束した自分の道を歩むことを誓うのだった。