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ノストラダムスの大予言

のすとらだむすのだいよげん

「ノストラダムスの大予言」は、1970年代から1990年代にかけて信じられていた終末論のひとつ。

事の発端は、五島勉が1973年に著書『ノストラダムスの大予言』を祥伝社から発行したことに始まる。

この本の中で、フランスの医師・占星術師ノストラダムスが1555年に著した『予言集』の詩のひとつから「1999年7の月に人類が滅亡する」という解釈を掲載したことにより、公害問題などで将来に対する不安を抱えていた当時の日本でベストセラーとなった。

その後、ことあるごとに雑誌などで特集が組まれたり、映画化されたり、テレビで特別番組が放送されるなどしてしだいに多くの(一部の)人が信じるようになっていくのである。

この予言を信じる者の中には「どうせ滅びるんだから、勉強(仕事)なんてしても意味ないじゃん」と言わんばかりに、享楽的な生活を送る者が現れるようになる。

…そして迎えた「1999年7の月」

8の月になっても、何も起こらなかった…

予言を信じて享楽的な生活を送る者たちは一気に地獄へと突き落とされ、まさしく阿鼻叫喚の地獄絵図の様を呈するのであった。(…合掌)

その後

信じていた人物たちの期待を大きく裏切ったからか、ノストラダムス自体が語られることはなくなってきた。

そしてこの事件で耐性を得た多く人々は、新たに持ち出された「マヤの予言」を始めとする「2012年の人類滅亡説」に対して冷ややかな目を送ることになる。

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