概要
キバヤシやその部下の編集者らが超常現象やノストラダムスの大予言の謎を解いていく、事実を元にした(?)ルポタージュ風フィクション漫画。
作中で語られる仮説や考察などはツッコミどころ満載なのだが、登場人物たちのあくまでシリアスな言動や無駄に高い画力で描かれる未来予想図(地獄絵図)には妙な説得力があった。当時としては世紀末ブームに乗ったこともあって意外と人気はあり、特に宇宙人がらみの回はトラウマ発症者を出す破壊力を誇った。中にはこれらの「予言」を真に受ける小学生も現れ、それが原因で学級崩壊に陥る事例もあったという。
「〇〇は・・だったんだよ!!」
「第5の力だよ」
「人類は滅亡する!!」
など、名言(?)が多く、今でもパロディに使われたり、AA、コラ画像が作られたりしている。
なお、フジテレビで放送されていた小学生向けのドラマ番組枠・『木曜の怪談』で実写化もされたが、ぶっちゃけ原作の原形すらないSFホラー作品であった。
2014年4月17日には新作『新世紀黙示録MMRResurrection』が、『復活編』と単行本未収録作品『新世紀緊急報告MMR~『人類最後の日』の真実を暴け!!~』を収録して講談社コミックスから発売された。
その2年後、2016年3月17日にその続編『新生MMR 迫りくる人類滅亡3大危機(トリプルクライシス)!!』が講談社コミックスから発売された。
登場人物
主人公。MMR隊長。幅広い知識から抜群の推理力を誇る。
MMR副隊長的な立ち位置。スケベだが情に厚い。
MMR隊員。歴史や予言に詳しい。
MMR隊員。最年少だがMMRの活動に対する熱意は本物。
『週刊少年マガジン』編集長。MMRの名付け親。
イケダの友人。MMR海外隊員。
『MMR復活編』から登場した、MMRの新入隊員となる女性編集者。ナワヤの後輩。
Resident of Sun(レジデント・オブ・サン) / 太陽の住人
なんか大体こいつのせい。
余談
一応、今作品はフィクションであるが講談社には本当にMMRという組織があったらしく、実際に編集者達が集っていたとのこと。しかも超常現象に詳しい者達が勢揃いだったらしい。ただ、活動の実態は不明だが超常現象にまつわる取材をよくしていたらしい。