概要
1998年に設置された、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド(HOD)の第二作目。
街中で暴れ回るゾンビ(ミュータント)を退治しつつ、黒幕の人間が控えている根城を目指していくガンシューティング。
前作に比べると、ゾンビの腕を吹っ飛ばして攻撃を無効化できなくなった他、ルート分岐が複雑化した事で人質救出によるリザルトでの回復に制限がかけられた等、難易度は若干上昇している。
ちなみに、人質に子供が含まれているのは本作のみである。
あらすじ
前作で起きた『キュリアン邸事件』から2年後の2000年。
国際諜報機関『AMS』はキュリアン邸の惨事が再び起こるのを防ぐ為、キュリアン邸事件の原因の捜査を進めていた。
しかし突如として奇妙な事件がイタリアのベニスでヘリコプターから中継され、同時に現地にいたAMSエージェント『G』との連絡が途絶えてしまう。
AMSエージェント『ジェームズ・テイラー』『ゲイリー・スチュワート』はアメリカから調査のため、ベニスに派遣された。
そこでジェームズ達が見た物は、ゾンビが街中に溢れかえり無差別に市民達を襲うという、キュリアン邸事件をも上回る惨劇であった…。
登場キャラクター
人間
主人公。AMS所属のアメリカ人男性。
事件の中で黒幕『ゴールドマン』の存在を知り、相棒『ゲイリー』と共に打倒へ向かう。
ジャームズの相棒。2P側がゲームに参加した際、そちらのプレイヤーキャラとなる。
丁寧語を主とするクール系だが、ゾンビ達の凶悪さには怒りを表す正義感溢れる男でもある。
前作の主人公『トーマス・ローガン』の相棒。
1面ボス『Judgment』に手傷を負わされたらしく、本編ではボス達の弱点が記されたメモ帳を託す。
ハリー・ハリス
相棒『エイミー』と共に住人の避難を先導していたAMSエージェント。
3面では前半にプレイヤーキャラをボートへと誘いステージ進行に協力するが……。
エイミー・クリスタル
ハリーの相棒。本作では初の女性エージェント。
職務上仲間には誰でも対等に接するが、ゲイリーに対しては上から目線の言動が多いようだ。
本作の黒幕。大手企業の責任者にして前作の黒幕『キュリアン』の元スポンサー。
ゾンビ達を使って人類を駆逐する事で、自然界のバランスを正そうと目論んでいる。
ステージボス
ステージ1ボス。
一面ボスにして二人組のゾンビであり、しかも弱点が狙い辛い。
ステージ2ボス。
水辺での戦闘を得意とする魚人型のミュータント。
ステージ3ボス。
五匹組の大蛇型ボスであり、戦闘はシリーズ初の『二連続』。
ステージ4ボス。
コロシアムにて暴れ回るチェーンソー使いの凶悪ゾンビ。
ステージ5ボス。
前作のラスボスであり、AMSにリベンジを行う。
最終ステージボス。
ゴールドマンが創り出した『自然界の頂点に立つ者』。
主な雑魚ゾンビ
デビッド
半裸で片目を無くしたゾンビ。最も多く登場する量産型。
スティーブ
デビッドの上位互換。服を着る事を覚えた模様。
ジョニー
両手に斧を持ったゾンビ。雑魚ゾンビの弱点である頭部を防御してくる。
マックス
チェーンソーを二つも装備したゾンビ。体力と素早さは雑魚的中最強。
エビタン
ヘドロ状に体が溶けたゾンビ。黒と茶の色違いが存在する。
ランディー
鉄仮面と鉤爪で身を固めたゾンビ。壁や天井を歩く事が出来る。
ボブ
覆面を被った肥満体のゾンビ。ドラム缶投げとプロレス技が得意。
カゲオ
何故か日本人っぽい名のミイラ型ゾンビ。上半身だけの個体もある。
リッキー
筋肉質でパンクな不良系ゾンビ。車を無免許(?)で乗り回す。
モゥラー
ヘビ型ゾンビ。大量発生して交互に飛びかかって来る。
フランクリン
最終面限定の雑魚敵。よりミュータントらしい姿をしたゾンビ。
ランス
最終面限定の雑魚敵。テレポートと透明化の能力を持つ。
エリック
最終面限定の雑魚敵。バイザーとレーザーソードで武装している。