概要
『東方紅魔郷』の登場キャラクター、フランドール・スカーレットのスペルカード(必殺技)。
円形に並んだ密度の高い弾幕を低速で発射する形式となっている。
円形の弾幕は画面中の様々な位置から次々と発射され、画面端で反射する。
その光景は水面の『波紋』のようにも見える。
弾幕自体は単体では若干ひねりがある程度で弾の間隔も狭くはないのでそこまで難しそうには見えないが、次第に発射間隔が短くなってくると四方八方からルーツが異なる弾幕が時間差で飛んできてだんだん弾幕の秩序がなくなっていき、回避タイミングを読み違えて事故死するという結末に繋がる。
495年とはフランの年齢であり、会話テキストでは彼女は同じ年月を紅魔館の地下に幽閉されていることが明かされている。
またQEDとはラテン語で『Quod Erat Demonstrandum(これが示されるべき事であった)』を意味する言葉であり、推理小説で『証明終了』を表す用語として使用されることもある。
作中でフランが使用する最後の弾幕であることや、他の弾幕や会話の中に推理小説『そして誰もいなくなった』の要素があることから名前に使われたものと思われる。
ちなみに、ジョジョの奇妙な冒険にも能力の一種として『波紋』が登場するが、この波紋は太陽の力であり吸血鬼の弱点と解釈できる為、関連性があるとも言える(東方の作者であるZUN氏はジョジョの要素を作中に盛り込むことがある)。
ちなみに
495という数字を2進数に変換すると、111101111となる。
この数のうち、1を(に置き換えて表記すると、((((0)))) となり、波紋っぽく見える・・かもしれない。