概要
調査兵団分隊長。身長196cm。体重102kg。
長身と髭が特徴の男性兵士。あまり喋らず、初対面の人間の匂いを嗅いでは鼻で笑うといった変わった癖を持つ。巨人の存在を匂いで感知できる程並外れて鋭い嗅覚を持つ。「人類最強の戦士」リヴァイに次ぐ対巨人戦闘能力を持つ調査兵団No.2。勇敢さと冷静な判断力を兼ね備えており、指揮能力にも長け、部下からは信頼されている。
劇中では、ウォール・ローゼが突破されて「人類は敗北した」絶望する仲間を「戦う事を辞めない限り負けない」と叱咤した。そして、調査兵団を逃すべく単独で囮となり、その際に巨人9体の内、5体を撃破してなお余力を残す実力を見せている。しかし、撤退を試みた際に「奇行種」である獣の巨人に移動手段である馬を殺され、更には足を潰された上に立体機動装置を奪われてしまう。絶望的な状況にありながら、それでも自身が発した叱咤を思い出し、獣の巨人に一矢報いようと剣を取った。しかし、その直後に残りの巨人たち(本来なら彼単独で倒せるであろう通常種)に群がられ、恐怖と絶望の断末魔を挙げながら貪り食われるという悲惨な最期を遂げる。
彼の死は調査兵団にとって大きな損失であると共に、死に際の尊厳すら許さない絶望を読者に印象づけた。