「人は戦うことをやめた時初めて敗北する」
「戦い続ける限りはまだ負けてない」
プロフィール
概要
漫画『進撃の巨人』の登場人物。
長身と髭が特徴の男性であり、5年前から生き残っている兵士の1人。
巨人の存在を匂いで感知できる程、並外れて鋭い嗅覚を持つ。
そのせいかは不明だが初対面の人間の匂いを嗅いでは鼻で笑うといった変わった癖を持つ。
日頃寡黙な上にこの妙な癖があるため、一見するとただの変人だが、人類最強の兵士リヴァイに次ぐ対巨人戦闘能力を持つ調査兵団No.2で、複数の巨人を同時に相手に出来る実力者。
加えて勇敢さと冷静な判断力、高い指揮能力も兼ね備えており、団長や部下達からの信頼は厚い。
196cm/102kgと立体機動がやりにくそうではあるが、数少ない回転斬りが出来る人物である。
ちなみに嗅いだ中でお気に入りなのが、フルーティの香りがするナナバらしい。
また「進撃!巨人中学校」では、ジャンやコニーの匂いを嗅いでは鼻で笑う中で、何故かベルトルトだけは嗅いだ途端涙を流した。何の匂いがしたのだろうか…。
リヴァイの過去を書いた作品「悔いなき選択」にも登場している。
当時からエルヴィンとよくいるなどのことから長い付き合いであったことが窺える。
おそらくハンジなどよりも以前から調査兵団にいたであろうと思われる。
アニメ版本編での初登場は1期の第4話から。
余談
誕生日の11月1日は公式ガイドブック等には載っていないが、2014年11月1日に実施された諌山先生のトークショー中の質問コーナーにて決定した。突然の決定に「ミケさん」ワードがツイッターのトレンド入りをし、多くの方が急ピッチで彼を祝う作品を仕上げお祝いをした。
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ネタバレ
(※この先ネタバレ注意)
第35話(アニメ版第26話)にて、獣の巨人の予想外の行動により片足を負傷し、立体機動装置を奪われる。敵の特異性に恐怖しつつも、なお勇気をふりしぼって戦い抜くことを決意しブレード片手に立ち上がったが、獣の巨人の一言により今まで止まっていた周囲の巨人がミケに殺到。最後の意地も折れ、凄絶な悲鳴を上げながら捕食された。
「やぁだぁああ やめてええぇ いやぁああ」
アニメ版では捕食された際に首が捥げる、食らいつかれた際に足をばたつかせている後ろで流血、最期は胴から真っ二つに引きちぎられるなど原作に比べて描写がヴィヴィッドになったことに加え、担当声優の三宅氏の熱演が加わってトラウマレベルの壮絶なシーンに仕上がっている。そして、Season2総集編となる劇場版「覚醒の咆哮」では、(26話がSeason2の最初の話であるがために)最序盤、具体的には本編開始10分足らず(タイトルロゴのカットインの直前)でこのシーンがぶち込まれるという地獄のような編成と相成った。
その個性や立場故に重要人物のはずなのだが、作中では割と早期に退場してしまったキャラである。
とはいえ獣の巨人さえいなければ彼は問題なく切り抜けて生還できていたはずなので、運が悪かったとしか言いようがない。(彼をここで失ってしまった調査兵団の損失は非常に大きかったといえる。もしも彼が後のウォール・マリア奪還作戦に参加していれば、その嗅覚でジークが配置していたエルディア人の存在に気づいていたかもしれない。)