ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ED209の編集履歴

2013-06-07 21:01:41 バージョン

ED209

えどつーおーないん

ED209(エド・ツーオーナイン)とは、映画『ロボコップ』に登場するポンコツロボットである。

概要

オムニ社が開発した警官ロボット。

「ED」とは「法務執行ドロイド(Enforcement Droid)」を意味する。

武装は両腕に装備されたアサルトキャノン砲と小型のロケットランチャー。

二足歩行による抜群の機動性と、AI制御による犯罪者と一般人の判断能力を持つ。

このロボットを治安維持用として投入し、それによって世紀末状態な

デトロイトの治安を劇的に改善し、そしてその宣伝効果を伴って

兵器産業に殴り込みをかけるのがオムニ社の筋書きであった。


…のだが。

オムニ社の重役・ジョーンズが自信満々でお披露目会を開き、

そこでジョーンズに頼まれてオムニ社員のキニーが犯人役となり、

彼がジョーンズに言われた通り、ED209に銃を突きつけると

「武器ヲ捨テロ!!20秒与エル」と警告。

警告通りキニーは銃を捨てるが、何とED209は彼が武器を捨てたことを認識できずに

「残リ15秒ダ」と警告を続け

さらにお披露目用のマニュアル操作だったにもかかわらず、

タイムカウントが切れると同時にキニーを問答無用で射殺。

しかも映画でカットされたシーンでは

キニーが死亡したことも認識できず、既に死亡していたキニーを蜂の巣にするという

オーバーキル振りまで見せつけた。

配線を引きちぎってようやく停止させたが、お披露目用なら実弾を搭載するなよ

最初から突っ込むべきであろう…。


当然、会長の逆鱗に触れ廃棄処分されそうになるも、

ジョーンズが何とか折り合ってオムニ社の警備用として試験導入することに成功。

その一号機が、ジョーンズを逮捕に来たロボコップを排除するために投入され、

プログラム『指令4(オムニ社役員に敵対行動が取れない)』で動きが鈍っていた

ロボコップをスクラップ寸前にまで追い込むが、

ロボコップが苦し紛れにED209の腕を強引に捻じ曲げた時に、

何故か発砲を止めずに自らの腕を誤射してしまう

さらに何故かシステムダウンを引き起こしてロボコップを逃がす隙を作り、

何とかジョーンズが復旧させ追撃をさせるも、

今度は階段を降りられないという兵器として致命的な欠陥の為に降りられず、

階段に足を踏み出したら案の定段差に足を取られ転倒。

もがいている間にロボコップを取り逃がしてしまう。

「それくらいの事は開発段階で気づけよ」と思わず突っ込みを入れたくなるくらいの

情けないポカである。


最終的にはオムニ社にパトカーで乗り込んだロボコップに対して駐車違反で警告するが、

コブラ・アサルト・キャノンで重武装したロボコップに上半身を吹っ飛ばされ、

残った下半身だけがピクピクするという末路を迎えた。


テストも不十分なのに物騒な重火器満載でロールアウトし、

自信満々で実弾装填して泣きを見るパターンは

続編の『ロボコップ2』でロボコップ2号機(麻薬中毒の犯罪者の脳を搭載した問題ありすぎなロボット)の

お披露目式にも受け継がれる、オムニ社の黄金パターンであった。

このテストの失敗は「ロボコップ」計画を進めたかった

他派閥の社員による陰謀という説も存在するはするのだが、

ED209の素のポンコツっぷりと『ロボコップ2』の出来事も考えると、

ぶっちゃけ何のフォローにもなっていない。


最終的にオムニ社は日系企業「カネミツ」に身売りすることになったのだが。


関連タグ

ロボコップ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました