「ヂェストォォォォォォォォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
概要
初出は風間火月初登場となったサムライスピリッツ天草降臨から。
剣質「羅刹」を選ぶと使用できる技で、この頃から既に「SNK最強のロマン技」と呼ばれていた。
性能
3回コマンドを入れて完成する、いわゆる「連続入力技」で草薙京や溝口誠(ちなみにコッチが元祖)も持つ主人公らしい技。
だがその性能はお世辞にも主人公性能とは言い難い。
まず炎を纏った状態で上段ガード不能のスライディング「地獄道」を放ち、そこから相手を壁へと叩きつける「餓鬼道」で吹き飛ばす、そして戻ってきた相手へ畜生道>修羅道>人道>天道へと自動派生する3回目の入力を成功させると、全体で7割~即死と言うダメージを叩きだす。
だが、それだけではロマン技たり得ない。では何故この技がロマン技と呼ばれるか。その理由を記すと…
- そもそも最初の地獄道が連続技にし難いほど出が遅いうえに、ガードされると反撃確定。
- 3回目の入力を入れなくてもOKではあるが、それではダメージが雀の涙。
- 3回目の「畜生道~天道」は成功させるための猶予フレームがわずか1F。ちょっとでもずれると全くダメージを与えられない上に、莫大な隙を曝す(通称:ぐるじお)。
…と言う具合である。
じゃぁ他の技で戦えば良いじゃないかと言われそうだが、そもそもにして羅刹・火月や炎邪にはこれ以外にまとまったダメージを与える手段が皆無(無いわけではないが、他のキャラに比べるとはるかにリスキー)。
しかしながら、成功時の「ヂェストォっ!!」の気合の入った雄たけびとド派手はエフェクトから、あわよくば狙って行くプレイヤーは後を絶たず、今日もどこかのゲーセンでは「ぐるじお」>「勝負ありっ!!」、もしくは「ヂェストォっ!!」>「勝負ありっ!!」のドラマを繰り広げている。