概要
初代と2代目は車検証上ではステーションワゴンとして扱われていた。デミオは日本国内で使用されている車名で、その他の国ではMazda 2の車名で販売されている。
車名はスペイン語で「私の(もの)」を意味する「de Mio」から取られた造語。ちなみに同じマツダのコンパクトカーだったファミリアも、スペイン語から取られたものである(ちなみに「家族」という意味)。
実は初代が開発された頃、マツダの経営は相当傾いていた。そのため、すでにあったシャーシを活用することでコストを抑え且つとっとと市場に送り込めるようにし、さらにミニバンのような実用性がありながら立体駐車場に入ることの出来る車高の低さを両立させた形にした。かくして誕生した初代は、期待を大きく越えた大ヒット、さらにはマツダ自体も経営立て直しに成功したことで、この車は「マツダの救世主」と高く評価された。