概要
M1934は第一次世界大戦前、イタリア(伊)は生産効率の悪いM1910を採用していた。しかし急な銃器の需要に対しイタリアのベレッタ社が開発したのがM1934。使用弾は9mmルガー(9×19mm)でイタリア軍には1934年に採用された。
長所
- 小型で取り回しのよい銃だった。
- 単純設計によりジャムなどが少ない。
短所
- 初速が240m/sのためにあまり軍用銃としては威力が少なかった。
- 手動セフティは、もともとレバーの位置が悪い上、切り替えの時には大きく回転させる必要があったので、操作性が良くなかった。