APS拳銃は1940~50年代まで開発され、1951年に採用された。
開発者は銃器設計技師のイーゴリ・ステーチキン(露:Игорь Стечкин(Igor' Jakovlevich Stechkin:1922‐2001)である。
また1970年代に入ると、ストックとサイレンサーが装着可能となったAPBが内務省の特殊部隊向けに製造されている。
このストックはホルスターとしての機能も備えている。
使用弾薬は9mmマカロフ弾(9x18mm)、装弾数は20発。
大型拳銃に分類されるサイズの為に重く(全長225mm 重量1220g)、性能の割りに邪魔ということで軍の装備からは除籍、予備保管にまわされていた。
90年代のロシアの治安機関ではマカロフPMでは非力すぎるということで除籍され放出されていたこの拳銃を調達して装備している。
またソ連のサブマシンガンはWW2の頃から開発がされていなかったために治安機関はこの拳銃をSMG代わりに調達している。