概要
「失顔症」とも呼ばれ、相手の顔を顔として認識できない病気である。先天性のものと、脳に強い衝撃や脳出血、脳梗塞による後天的なものがあり、このうち先天的なものは、発症確率は人口の2%と推計されるが、実際はもっと多いとされている。
最近、ハリウッド俳優のブラッド・ピットが自ら失顔症であることを雑誌のインタビューで告白し、世界中に衝撃を与えた。
どういう風に見えているのか
目や鼻といった個別のパーツに注目すればそれは認識できるが、それら全てを総合した「顔」として見ることが出来ない。
健常者にとってその認識は理解し難い。
イメージとしては、誰もが目鼻口だけ穴が開いた、覆面を被っているようなものか。