製作総指揮はJ・J・エイブラムス、ジョナサン・ノーランほか。
タイトル(person of interest)は「重要参考人」「捜査対象の人物」の意。
テレビ放送時の日本語サブタイトルは「犯罪予知ユニット」だが、DVD・Blu-ray版には付いていない。
pixiv内のタグとしては、PersonOfInterest、POI、犯罪予知ユニットが多く使われる。
「もしかしたらありうるかもー」位なSF設定だと思っていたら、スノーデンさんがニュースで話題に。
シーズン
第1シーズン
全23話。
日本版DVD・Blu-rayも発売されており、レンタル可能。
かなり続きが気になる展開で、第2シーズンへ続く。
第2シーズン
全22話。
日本では、2013年5月からケーブルテレビ(AXN)で放送開始。
日本版DVD・Blu-rayは、2013年10月発売。
第3シーズン
アメリカで、2013年秋より放送開始。
作品解説
オープニングのナレーションより引用。
『あなたは見られている。
政府の極秘のシステム"マシン"によって、いつ何時も監視されているのだ。
開発したのはこの私だ。テロリストを見つけ出し、テロ行為を未然に防ぐために。
だが”マシン”は、一般人を巻き込む凶悪犯罪までも検知する。
政府とっては"無用"の犯罪だ。しかし私には"無用"の犯罪などない。
まずはパートナーが必要だ。ともに犯罪を阻止するプロが。
当局の目をかわし、誰にも知られず、我々は行動する。
被害者であれ加害者であれ、"マシン"がリストアップしたターゲットは必ず見つけ出す。』
"マシン"
アメリカ国内の監視カメラ、SNS、通信記録、カード履歴、銀行口座等すべての情報を収集解析し、計画的な犯罪を予測検知する「政府の極秘システム」。
すべてのアメリカ国民をスパイするシステムとも言え、もちろん非合法。
テロ以外の犯罪予測は、政府にとっては"無用"なので、フィルタリングされている。
しかし、開発者であるフィンチは、システムのバックドアを使って、ニューヨーク市でテロ以外の「計画的な犯罪」の兆候があると、対象者の社会保障番号を自分に通知するよう設定したらしい。
(イラスト内の黄色い枠が、”マシン”の顔認識)
構成
各エピソードは基本一話完結。
"マシン"は「近いうちに凶悪犯罪に関わる人物」を検知するだけで、その人物が、被害者か加害者か、善人か悪人か、なぜ・どうやって犯罪に関わるのかは分からない為、その辺りが各話の主題となる。
主人公2人は、合法違法に個人情報を収集し、銃火器を振り回し、しれっと無茶を行いながら、市井の犯罪を未然に防ぐため奮闘する。
エピソードが進むにつれ、シリーズを通して関わってくる脇役が登場したり、断片的に挿入される主人公の過去が繋がってきたり。
ドラマ全体としては、"マシン"の開発経緯、"マシン"を巡る過去・現在の出来事、"マシン"の正体、など"マシン"そのものがテーマとなる(のかも)。
動画
ブルーレイ&DVD『パーソン・オブ・インタレスト』TVCM
登場人物
ジョン・リース
「スーツの男」
元CIA工作員。記録上は死んだことになっている。
優しげな長身ハンサムだが、兵器・格闘術・監視・諜報能力すべてが高く、超強い。
「死んでいる」ところを、フィンチに見いだされ、犯罪防止の実行役として働くことになる。
趣味はフィンチの尾行。
ハロルド・フィンチ
「眼鏡のちんちくりん」
天才プログラマーで、”マシン”の開発者。
秘密主義者で、過去の経歴も現在の暮らしも色々謎だが、とりあえずお金持ち。
生真面目な学者然としているが、息をするように嘘がつける。
片足が不自由で、性格的にも荒事は苦手。
”マシン”が検知した番号をリースに伝えるだけでなく、コンピューターを駆使して対象者のデータを収集し、必要があれば現場へも出向く。
現在は廃図書館に生息。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
外部リンク
- AXNの紹介ページ
- ワーナーブラザーズのページ:DVD情報など
- ニコニコチャンネル:1話無料配信