ゲーム概要
本作は格闘ゲーム「BLAZBLUE」の世界観とリンクしたがアドベンチャーゲーム。物語の時代は「BLAZBLUE」本編約150年前なので、共通点は一部の用語とキャラクターの役回りのみ(ある人物の本名はBLAZBLUEとあるキーキャラクターに似てる)、舞台が別物。
本作をオマージュ作品扱いするプレイヤーも居た。
攻略対象は4人。小説BLAZBLUE PHASE 0よりも古い時代だけに、鬱ゲーほどではないが、どのヒロインED内容もハッピーエッドと言い難い(真ルートと思われたEsルートさえも)。
主人公が闇堕する正規バッドエッドや、全てが(いい意味で)壊れたギャグシナリオまであった。
ゲームシステム
要となるシステムはTOi(Technology Of interest)。本作のセリフ選択肢が無く、分岐条件は「TOiでニュースを見る」のみ、特定のニュースを見ると、TOiイベントと呼ばれるフラグイベントが発生する。
登場キャラクター
主人公である新横崎市の少年。争いごとを好まない穏やかな性格だが、好奇心に満ちた性格でもあり揉め事に首を突っ込み巻き込まれやすいタイプでもある。
白凰北学園に通い、『まは☆ら~じゃ』というカレー店でアルバイトをしている。
Es(CV:野村真悠華)
攻略ヒロイン。御剣機関の対能力者兵士(スレイプニール)である美少女で、閉鎖特区で燈八と出会った。アホ毛が特徴。
姫鶴 ひなた(CV:持月玲依)
攻略ヒロイン。燈八の居候先の少女。温厚な性格で、家事が好き。
ヒロインの中では一番普通に見えるか…
久音=グラムレッド=シュトルハイム(CV:近藤唯)
攻略ヒロイン。魔導師の名門・シュトルハイム家の令嬢で、爆炎の魔女シュトルハイムの異名を持つ。魔導都市イシャナにある魔術学校に通学している。
攻略ヒロイン。御剣機関に協力する陰陽師として知られる天之矛坂家の次期当主である、"天之矛坂の巫女"。全身黒づくめの服装が特徴。
幼いころからD発症者の対策をしているため、大人びた性格で、年長者とのコミュニケーションには慣れている半面、同年代の人間とのコミュニケーションは苦手。
式神による情報収集を主としている。
赤城 林檎(CV:松浦チエ)
橙八のバイト先の先輩。不真面目な勤務態度で橙八を困らせている。
Esは初対面で彼女を「かなり戦い慣れした達人」と推断した。
鵜丸 総一郎(CV:櫻井孝宏)
御剣機関新横崎支部第七研究所の所長で、冥とEsの上司。
争いを好まない性格である。
ワダツミ以前にD発症者になった青年。
退屈を嫌い、殺戮を楽しむ危険人物で、御剣機関から追われている。
右目に眼帯をしており、動物のぬいぐるみを一つ身に着けている。
アベンジ(CV:丹沢晃之)
黒いフードをした咎追い。リッパーを嫌い、彼の危険性について忠告している。
姫鶴 由貴(CV:磯村知美)
ひなたの姉で、だらしない性格。声と性格は誰かに似てるか、こちらポシションは世界の謎を知っている女医(由貴の恋人と思われた人物は怪物ではないの上に、悪堕もしないが)。
瓶割 晃(CV:細谷佳正)
橙八の親友
エルス=フォン=クラーゲン(CV:山本希望)
久音の親友、彼女に並々ならぬ好意を持っている。
ギャグシナリオでは恐ろしい進化が…
十聖
魔導都市イシャナを守護する十人の魔導師。
なお、十聖のうち2番目に該当する人物が行方不明になって以来その位が永久欠番になっている。
十聖としての称号は数字だが、『BLAZBLUE』の登場人物「ナイン」とは違ってドイツ語である。
ゼクス(CV:杉田智和)
十聖の第六位を務める男性。無口な性格で、真実を好み無駄を嫌う。
ドライ(CV:利根健太郎)
十聖の第三位を務める大男で、正義を追い求めている。太い眉と、角のようにとがった髪型が特徴。
アハト(CV:吉田聖子)
十聖の第八位を務める女性。
ツヴァイ
行方不明の十聖第二位。久音の母とドライも彼女の弟子。
ルート次第で正体を判明できる。
その他情報
BLAZBLUE公式ウェブラジオ『ぶるらじH』の第8回に、篝 橙八役の菊池幸利と姫鶴 ひなた役の持月玲依が第10回に、持月とEs役の野村真悠華がゲスト出演したため、橙八&ひなた&Esは二頭身キャラが実在する。