下鴨矢二郎

しもがもやじろう

森見登美彦の小説『有頂天家族』の登場人物。

概要

CV.知嶋大貴(ラジオドラマ) / 吉野裕行(テレビアニメ) /

森見登美彦の小説『有頂天家族』の登場人物。主人公下鴨矢三郎の兄。下鴨一家の次男。

父・下鴨総一郎から「暢気」な血を受け継いだような性格で、基本やる気のない怠け者。現在はとある理由からカエルに化けて六道珍皇寺境内の古井戸に籠もって隠遁中。井戸に訪れる悩む者たちの相談事を聞いている。狸に戻る気はなく、戻る術も忘れてしまったほど。

かつては酒が好きで、とくに偽電気ブランを好み、「偽叡山電車」に化けて巷を騒がしたこともあり、化け力は相当持っている、しかし、とある理由によって酒を断ちカエルになった。

家族はいつも気にかけており、矢三郎はよく井戸に行って話し相手をしている。弁天や海星も訪れる。

関連イラスト

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