概要
「ふたりはプリキュア」に登場する組織ドツクゾーンに所属する幹部組織の1つ。最初に登場した組織であるダークファイブが全滅した後、帝王ジャアクキング自身も一度は倒された。その際、ジャアクキングは自らの分身である「闇の種」を虹の園へ3つばら撒いたことで、種から誕生した戦士たちである。いずれも普段は人間の姿に変身できる・大自然の力を吸収して強化するという共通点を持ち、その意味ではヒーローに近い設定とさえ言える。
そして、プリキュアが2人であるのに対し、彼らは3人。数の上で有利なのである。「えっ? ダークファイブは5人じゃ···」と思うかもしれないが、ダークファイブはあくまで単騎出撃だったのに対し、彼らは3人連係で戦いを挑むこともあり、単純に頭数で勝る利点を活かしている。同時に、プリキュア・マーブル・スクリューを「力ずくではなく解析して対処した」初めての幹部たちでもる。さらに上位の必殺技であるプリキュア・レインボー・ストームを受けても巧く退却する知恵が加わった点もダークファイブとは明らかに異なる。
しかし、自身らの本質を各自が自覚してしまい、ジャアクキング自身が持つ「全てを飲み込む力」を自分たちも持っていること・プリズムストーンを捧げても所詮はジャアクキングのための道具として最後は消去されるという結末を察知したため、魔人として融合し、謀反をすることになる。だが、それが「魔人(種の三者)vsプリキュアvsジャアクキング」という三つ巴状態になってしまい、結果としてプリキュア側による攻撃で弱った所をジャアクキングに吸収されるという結末に終わる。
分身でありながら独自の自我を持ちえたことは、ジャアクキングが分身に人格をごく自然に与えられるほど優れた力の持ち主という証明であり、同時にジャアクキング自身の持つ「飲み込む力」によって謀反されるというリスクをも内包していたことになる。だが彼らの誕生が、ジャアクキングが自身が倒されたことを想定した策の産物だとすれば、相応の抜け目の無さを持った存在であることだけは間違いないだろう。
また、ジャアクキングは3人が行動を起こすまで謀反に気づかなかった。用意周到であっても完全無欠にはなかなかなれないものである。
メンバーは以下の通り。
