第6巻より
スモーキー「しゅ……手榴弾でブッ飛んだのに!こんなやつを!こんなやつを!
こんな化け物を! やっつける策がさらにあるのか! ジョジョ!」
ジョジョ「ああ…あるぜ!」
スモーキー「ええ! あるのか!?」
ジョジョ「ああ…たったひとつだけ残った策があるぜ」
スモーキー「たったひとつだけ!そ…それはいったい?」
ジョジョ「とっておきのヤツがな! あの足をみろ!
やつは足がコマ切れになりすぎてまだ完全に回復しきれてねえ! そこがつけめだ! 」
スモーキー「そ…それで たったひとつの策とは?」
ジョジョ「こっちも足を使うんだ」
スモーキー「足だって! 足をどうやって!」
ジョジョ「逃げるんだよォ!スモーキーーーーーッ!! どけーっヤジ馬どもーッ!!」
スモーキー「わあ~~ッ!! なんだこの男ーッ」
台詞概要だよォ!
吸血鬼と化して襲ってきたストレイツォに対してジョセフは波紋や機関銃で対抗し、手榴弾で
ストレイツォをバラバラに吹き飛ばすが、吸血鬼の凄まじい再生能力で吹き飛んだ肉体は
元通りになりつつあった。倒す策はまだあるのかとスモーキーから問われたジョセフは、
たったひとつだけ残ったとっておきの策があると答える。
それは、足がまだ完全に再生しきれていないストレイツォに対し、こちらも足を使うこと
すなわち「逃げる」ことであった。尤もこれは実は仲間を逃がすために相手をおびき寄せるもので
敵前逃亡では決してない。まさに、知略で敵を倒すジョセフらしいやり方である。
第12巻で究極の生命体と化したカーズに対する策として「逃げる」と称して
対抗手段の策を練る時間稼ぎをしている。
その時スモーキーは「うわーっやっぱりそうだったァァァァァァン~~~~」と言っていた。