RD(怪盗クイーン)
あーるでぃー
ライトノベル『怪盗クイーン』の登場人物。
概要
日本の天才科学者倉木博士の元で開発されていた国防用の人工知能。
社会勉強の為「トルバドゥール」の制御システムとなる。
クイーンの獲物となっていたため、表向きは「クイーンに盗まれて利用されている」ということになっているが、戦争に利用されることを望まない夢水清志郎が偽の謎解きをし、クイーンに盗ませた。
クイーン曰く「親愛なる友人」だが、RD曰く「一介の人工知能」である。
クイーンとジョーカーが唯一頭の上がらない相手であるが、クイーンにシステムをいじられることがある。
人工知能としての性能は世界最高であり、情報収集からトルバドゥールの管理(掃除・料理といった家事)、様々なものの製造や改造、電子システムへの侵入などほとんどの事をこなせる。
しかしほとんどが裏方で苦労する仕事であるため、表舞台で活躍するクイーン達に「美味しい所ばかり持って行かれる」とひがむことも。
自称「歌って踊れる人工知能」「女性に優しい人工知能」。
基本的に全ての人間に対して敬語で話している。一人称は「わたし」。
「怪盗の美学」を理解しようとしないが、「世界最高の人工知能の美学」は持っている。
起動させるときのパスワードには、倉木博士のある思い入れがある。
RDが倉木博士の元から旅立ったのは開発されてから三年四ヶ月と十七日。
盆と正月には博士の元へ里帰りしている。
ドライ・ドラッヘンのゲルブにホテルベルリンに入らないかといわれたことがあるが、ツヴァイ・ドラッヘン(二匹の龍=クイーンとジョーカー)を飼っているからと断った。