概要
ジョーカーの友達。
本名は不明。北方の生まれ。
年齢は明記されていないが、ジョーカーより1、2歳年上に見えるという記述がある。
外見は浅黒い肌色であること、ジョーカーより背が高いこと以外には記述がない。
親に売られ収容所に来た。
両親の記憶がないジョーカーに対し、「親の記憶があったら親を恨むことになる」と語るが、その後、自分が売られたことで自分も家族も飢えずに済んだことを「ほんとうは感謝している」と語った。
一番古い記憶は椰子の木の木陰に寝かされているところ。
ジョーカーに勝るかなり高度な戦闘技術・能力を持っていた。
しかし、勝ち残りゲームでわざと早々負けるなど、収容所の訓練に対して闘争心がない。
ジョーカーと戦った際、ジョーカーは殺意をもって攻撃を仕掛けていたが、T―25は「友達とは戦わない」という信念を持っていた。
ジョーカーは『信じるもの』を持っている彼に根本的な敗北を悟る。
その後は収容所を脱走すると言ったジョーカーに、両耳に付けていたピアスの片方を贈った。
そのピアスは「生まれたときにつけ、村を出て友達に出会ったら片方を贈る」という、出身の村の風習に基づいた「友達のあかし」である。
現在どこにいるのか、生存しているのかは不明。