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SRPGの編集履歴

2013/09/29 02:43:06 版

編集内容:+半熟英雄

概要

SRPGとは、「シミュレーションRPG」の略で、「大戦略」タイプの戦術級SLGに、RPGの要素を強く組み込んだもの。『ファイアーエムブレム』(任天堂/1990年)が元祖的な作品だが、1988年の『シルバーゴースト』『ファーストクイーン』(呉ソフトウェア工房)にその先鞭は見られる。

ユニットの成長要素だけなら従来のSLGにもあった。しかし同種ユニット同士は特に個性もなく、また資金さえあれば幾らでも「生産」可能なものが多かった。

SRPGでは、各ユニットに名前や個性を付け、経験値による成長に加えアイテムや装備の強化の要素や、台詞やドラマ(ステージ間だけではなくマップ上でも!)を加え、各ユニットをRPGのプレイヤーキャラクターに近い扱いにしている。

ただし、原則的にユニットはやられると従来のSLG同様、二度とゲーム中に現れず消えてしまい、RPGのような蘇生手段は無い(例外あり)。

このため1ユニットでも死ぬとリセットしてやり直すプレイヤーも少なくない。

ゲームバランス的には、ユニットが多少減っても後ので補充されるため困らないことが多く、むしろ全員生き残るとユニットが余って選択に悩む状況になってしまったりするのだが、心理的に割り切れない部分があり、従来SLGのようなユニット使い捨ても辞さないようなプレイは取りにくく戦術そのものも変わってくることになる。

またあえてそれを逆用し、シリアスで厳しい物語の演出としてユニットを犠牲にせざるを得ない場面が作られることもある。

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