概要
第4部「ダイヤモンドは砕けない」のその後を描いた小説版「The Book」の主人公。
抜群の記憶力をもつ少年。東方仗助たちと同じぶどうヶ丘高校に在籍している2年生。
生後間もない頃に捨てられ、施設で育った。
体格は貧弱。胸ポケットに万年筆を指している。肩に馬のような形のアザがある。
以下ネタバレ含む解説
スタンド 「The Book」
自分の記憶が書かれた茶色い革表紙の「本」。器物型のスタンド。
本または切り離したページは、30M離れると消滅する。
琢馬が幼少の頃、その良すぎる記憶能力に悩まされ自殺を試みた際に発現。
このスタンドにより琢馬は完全に「記憶」と「思い出」を切り離すことが出来、また好きな時に過去の出来事を完璧に思いだし自身の中で再現することができる。
また「The Book」を他人に読ませることで「感情移入」させ、まるで体験したかのような状態にすることも可能。
非スタンド使いには見えないが、あくまで「認識できないだけ」であり、自身に何が起きているのかも分からないまま「The Book」の内容を自身の記憶だと身体共に信じ込んでしまう。
この「再現能力」は琢馬自身にも適用されるため、彼は害になる記憶を【禁止区域】と定め、目に触れないようにしている。敵への攻撃はこのページを相手に読ませる。