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かばんちゃん

かばんちゃん

アニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクター。
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概要

CV:内田彩

アニメ版における主人公ゲームアプリ版やコミック版には登場しない。
名前や出自を含むこれまでの記憶が一切なく、気が付いた頃にはさばんなちほーを宛てもなくさまよい歩いていた。そこをサーバルに発見され、彼女の突然の「狩りごっこ」の末に捕まってしまうが、特に悪気があったわけでもないので直ぐに打ち解ける。

落ち着いた彼女から事情を聞いたサーバルは、前日の火山の噴火で噴出した「サンドスター」によって新たに生まれた「フレンズ(アニマルガール)」であると推測し、「としょかんで聞けばわかるかもしれない」と提案する。このサーバルの助言に従い、自分が何者なのかを知るために一路「としょかん」を目指し、広大なジャパリパークを旅することになる。

また、このときサーバルから「本名がわかるまでの間の名前」として、背中に背負っていた鞄(かばん)に因み「かばんちゃん」という仮称を与えられ、以降は彼女自身も周囲に対してこの名前で自己紹介している。

サーバルは当初、としょかんへの順路である「じゃんぐるちほー」の入り口であるゲートまで案内するつもりだったが途中で気が変わり、かばんの正体がわかるまでついていくことになる。以降、二人は旅を通してお互いの特性を活かして困難を乗り越え、良きパートナーとなっていく。また、じゃんぐるの入り口付近においてラッキービースト(通称・ボス)とも出会い、としょかんまでのルートを案内してもらうことになる。

人物

他のフレンズ同様に人間の少女の姿をしているが、彼女たちのように元となった動物の耳や尻尾、羽といった際立った特徴を持たず、黒(単色)の髪に黒目と、フレンズとしては比較的地味な外見をしている。また、一人称の「ぼく」や短い髪などの中性的な印象を受ける。

頭にツバのかけた白い探検帽(青い羽根飾り付)、背中に大きな白い鞄を背負っているのが特徴。衣装は赤いTシャツと白い半ズボン姿で、全体的に探検家を彷彿とさせる出で立ちをしている。

性格は温厚で心優しいが、若干気弱で控えめなところがある。突然現れたフレンズに不意を打たれると驚いて咄嗟に「食べないでください!」と言う癖がある。また、自身に際立った身体的特徴が無いからか他のフレンズの尻尾・羽・体毛等に憧れを持っているらしく、率先して褒めることが多い。

身体能力は他のフレンズに比べ著しく劣り「潜水」や「飛行」といった能力も持たない。一方で、他のフレンズたちとは一線を画した知能と観察力、発想力を持ち、旅の間、行く先々で出会ったフレンズの抱える問題ごとを次々と解決している。

かばんの謎

正体について

さばくちほーの遺跡にて出会ったツチノコは、壁に描かれた模様から別の出口を見出したり、ラッキービーストと会話ができるかばんの正体について何か心当たりがある素振りをみせており、彼女たちの去り際に「絶滅していなかったのか」と意味深な言葉を漏らした。

へいげんちほーのハシビロコウは、ライオンヘラジカの縄張り争いを解決させたかばんの一連の行動を見て、噂に聞いた「何かを閃いたり物を作ったり使ったりする」ことを得意とする「ヒト」ではないのかと推測した。

そして、ようやくたどり着いたとしょかんのアフリカオオコノハズクこと「博士」とその「助手」であるワシミミズクにより「ヒト」であると同定されるが、同時に「ヒトはもう居ない」「絶滅した」という衝撃の事実を告げられる。しかし、何故ヒトが姿を消したかまでは二人にもわからず、「ヒト」について僅かな情報でも得たいと考えたかばんは、コウテイ曰く最後にヒトの姿が確認されたという「みなと」へ向かうことになる。

視聴者の考察

数多くの謎が渦巻く本作だが、かばんの正体については物語の最序盤から浮上していたこともあり、放送開始当初から視聴者の間でも考察が展開され、作中で明言される以前から「ヒト」に関連する存在であることは早い段階で凡そ把握されていた。

実際、それを裏付ける要素は現在までも数多くみられた。
(以下、博士に明言される第7話までの彼女のみせた特性)

  • 排熱処理能力が高く、持久力に長ける
  • ものを目標に向かって正確に投擲できる
  • 道具を作り、使うことができる
  • 標識やピクトグラムなど、極端に簡略化された図を見て内容を把握できる
  • 純粋な「闘争」ではなく、明確なルールで優劣を決める「スポーツ」の発案
  • 文字という概念を持ち、読むことができる
  • 火を意図的に起こし、扱うことができる
  • 未知の土地・情報に対する強い探究心
  • 「役割分担」「適材適所」という概念を持つ
上記の特徴は、ヒトの生物学的な特徴・性質としてしばしば説明されるものである。

このことから、彼女がヒトに関連する存在であることは当初からほぼ確実視されていたが、彼女が「ヒトに関連する何者なのか?」については以降も議論と考察が進められた。
中盤までは、主に「純粋なヒト(人間)」か、もしくは「ヒトから生まれたフレンズ」かの2極の可能性が考えられたが、先のミライのレポートでの発言や過去に存在した事例から「ヒトを模して作られた存在(セルリアン、もしくはラッキーと同じ人工物のロボット…など)」という可能性も浮上した。

ラッキービーストたちとの関係

何故かラッキービーストたちはかばんとしか会話することがなく、フレンズたちは初めて彼らが喋る姿を目撃し非常に驚いている。上述のツチノコは、フレンズと彼らが会話しないことについて「それが普通だ」と発言をしていることから、彼らは「ヒト」と「フレンズ」を区別してヒトにのみ反応しているとも考えられる。

ストーリー終盤にて、ラッキービーストたちは「パークガイドロボット」と呼ばれる存在であることが明言されるとともに、かばんを「パークの来場客」と見なして行動していたことが発覚した。パークにとある危機が迫り、「お客様」であるかばんに警鐘を鳴らし島からの脱出を促すが、かばんの決意を聞いたことにより彼女を暫定パークガイドに設定し、共にその危機に立ち向かうことを承諾した。

帽子について

帽子に付いている青い羽根は、ラッキービーストを通して何かしらの記録媒体にアクセスしている節があり、各エリア内の施設に行き当たると、ラッキーの目が点灯し謎の女性によるガイドやレポートと思しき音声が再生される。後にそれらは映像記録であることが判明し、声の主はアプリ版にも登場したミライであることも明かされる。

かばんたちを捜索するアライさんは、彼女はアライさんから帽子を奪った「帽子泥棒」だと主張しており、その帽子に付いた青い羽根飾りによく似た赤い羽根を所持している。アライさんは、その帽子があるとボス(ラッキー)が喋りだすことも知っており、その際に聞かされた「お宝」を探し求めている。

出会えた奇跡


また、アライさんの持つ羽根飾りを含め、その全体的な造形は前述のミライのものと共通しており、ラッキーが彼女を暫定パークガイドに設定したのも、その証である帽子の装着を確認したためとも推測されている。

関連項目

けものフレンズ(アニメ)
主人公 記憶喪失 ボクっ娘 黒髪 タレ目
ヒト 人間

さばんなコンビサーバルとのコンビタグ)
かばんさん(派生タグ、もしくは作中でのアライさんからの別称)

かばんちゃん仮面ライダーアギト説


津上翔一(仮面ライダーアギト):物語開始時点では謎の人物だった・環境適性が高く直ぐに順応する主人公繋がり。ただし彼は身分を証明できるアイテムを持っていた点が異なる。

以下、物語終盤のネタバレが含まれます。

























第11話において出現した巨大なセルリアンを止めるため、セルリアンハンターであるヒグマキンシコウリカオンの3人、とうとう追いついたアライさんフェネックのコンビ、そして旅の仲間であるサーバルとボス(ラッキービースト)の8人で協力し、パークを守る一大作戦を構想する。

ミライのレポートによると、セルリアンは「光を追う」「水を嫌う」という特性を持つらしく、そこでかばんは日没中のジャパリバスのライトと松明を駆使してセルリアンを誘導し、彼が船に足をかけたタイミングで船を動かして転倒させ、海面に沈めるという作戦を考案する。

序盤は狙い通りセルリアンの誘引に成功するものの、セルリアンの巨体に地面が揺さぶられバスが転倒。続け様にセルリアンの前足が3人に襲いかかり、2人を庇ったサーバルがそのままセルリアンに吸収されてしまう。
サーバルを助けようと、かばんは彼女から教わった木登りで自らセルリアンの体内に飛び込み、サーバルを抱えながら事前に巻いていた命綱で脱出に成功する。

しかし、直ぐ様セルリアンは2人を発見。
かばんは自ら囮となるため、松明を点火してセルリアンを気絶したサーバルから遠ざけ、彼女に感謝の言葉をつぶやきながら自らセルリアンに吸収された

更にネタバレ


























気がついたサーバルは、ハンターたちにかばんを助けたいと懇願。ボスの言葉もあり承諾したヒグマと共に、セルリアンの体内からかばんを引きずり出そうとする。しかし2人では明らかに分が悪く、ヒグマも救出を諦めかけた矢先、各地のラッキービーストから事情を聞かされた、これまでの旅の中でかばんと親交を深めたフレンズが一同集結する

それぞれの力や能力、知識を駆使してセルリアンを一斉攻撃し、とうとうかばんのいる前足部を分断することに成功。しかし、既にその姿はかつての原型を留めておらず、博士曰く元の姿に戻ろうとする段階にあり、サーバルは涙に暮れながらそれを見届けるしか出来なかった。

ところが、直後にその姿は元のかばんの姿に再生し、これまでの記憶もそのままに復活する。博士によると、そもそもフレンズが動物をヒト化したものであり、かばんはヒトのフレンズであったために「ヒトとして」復活を遂げたと結論付けられている。
セルリアンと運命を共にしたとおもわれたボスも(やや様変わりしつつ)生存を果たし、全員揃っての大団円を迎えることとなった。

真の正体

ゆうえんちでのアライさんの発言により、かばんの正体は火山の噴火により飛び散ったサンドスターがパークガイドの帽子(正確にはそれに付着していた髪の毛)から誕生したことが明らかになる。
アライさんは、帽子から出現した人影がそのまま歩き去ってしまったため「帽子を盗まれた」と認識した模様。

ミライとの関係

ラッキービーストが再生するレポート内に登場するミライとは担当声優が同じであり(アニメ版では第11話まで「????」とクレジットされていた)、帽子のデザインも共通している。そのため、両者にも何らかの関連が存在すると推測されていた。前述の正体考察の過程では「ミライこそがかばんの前身である」という意見もあげられていた。

かばんたちが「ゆうえんち」にある観覧車に乗った際のミライのレポート映像によると、彼女はこのレポートを最後にパークから退去したらしく、現在の消息は未だ不明である。また、映像の最後に彼女の被っていた帽子が風に飛ばされてしまう場面があり、この帽子こそが現在かばんが被っている帽子である可能性も高く、同時にかばんの媒体となった髪の毛はミライのものとも考えられる。

ラッキービーストは彼女たちパークガイドに代わり、パーク内のフレンズや動物たちが暮らせるようにミライ自身が制作したものであるらしい。ヒト以外の動物やフレンズの声に応答しなかったのは、そうした任務の中に「生態系の維持」も含まれていたためで、サンドスター・ローの濃度上昇で大型セルリアンが出現したり、もしくはフレンズがヒトに危害を加えようとしたりすると、特例でフレンズの声に答えたり、自ら呼びかけたりすることもある。

新たな疑問

最終回により、彼女の誕生の経緯など多くの謎が解明されたものの、新たな謎も数多く浮上した。

  • セルリアンに吸収され、「元の姿」としてヒトになった。→サンドスターは無生物に命を与えている?
  • 復活後直後ではこれまで着用していた黒い手袋とストッキングが消えていたが、其れが月日が立つ事に徐々に黒く変色して行っている。

…など、何かしらの意味合いがありそうな描写がいくつか存在する。また、現在地である島とはまた別に存在し、同じくパークの一部であるという島の存在やその地名、ツチノコが未だ濁している過去の「異変」など、彼女自身以外にも多くの謎が新たに浮上した。

なお、最終話の放送終了後、公式Twitterより早くも新作の制作決定が発表されており、今後これらの謎について解明されることが予想される。

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