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概要

板垣恵介の漫画『バキ』の主人公の範馬刃牙の名セリフ。


中国大擂台賽での「範 海王」VS「マホメド・アライJr.」戦にて、範の「蹴り技が無いからボクシングは不完全」との指摘に対して、観戦していた寂 海王が「彼の説を支持するかね」と刃牙に尋ねたところ、「ボクシングには蹴り技がない…………そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」と反応した名セリフで、改変して使いやすいので掲載されるや瞬く間に流行った。


過去の自分を振り返り、「若気の至り、認識不足、思い込みなどでかつてそう考えていたのが間違いであった」ことに気づき、それを述懐しつつ「現在は考えを改めた」と言う気持ちを示す言葉として極めて汎用性が広い。


現在に至るまでAAの有無を問わずよく使われている。


別名・表記ゆれ

使いやすい表現のため一人称を置き換えたり、「考えていた」が「思っていた」となっている、「時期」が「時」になっているなどの相違がみられる。どちらかというと「~と思っていた」の方が使いやすいためかネット検索上ではヒットしやすい傾向にある。

と思っていた時期が自分にもありました

と思っていた時期が私にもありました

と思っていた時期が俺にもありました

そんなふうに思っていた時期が私にもありました


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グラップラー刃牙

板垣恵介

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