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概要

ナーサティヤ双神とも呼ばれるインド神話に登場する医術の


素早く空を駆け巡る事ができる美しい瓜二つの双子の兄弟神で、奇跡的な治療を行い結婚や人間及び家畜の生殖を司り、特に馬との関係が深いとされ、太陽神や知を司る女神サラスヴァティーと関連性を持つといわれている。


また、彼らは区別のつかない双子の兄弟神だが、両親が異なるともいわれており、例として『グ・ヴェーダ』では一方は天の子で、もう一方はカスマという名の人間の子とされ、『プラーナ文献』では太陽神・スーリヤ(またはヴィヴァスヴァット)の妻が馬の姿で生んだとされている。


彼らは蜂蜜とも結びつけられており、蜜の滴るムチを振るって人々に滋養をもたらすとされ、また、優れた御者でもあり、鷲、或いは馬の牽く3座、3輪の車に駕してその車に太陽神の娘であるスーリヤーが同乗するとされている。


そのほか、彼らは人間を癒す為に天界よりも人間界に長く留まっていた為に他の神々からは低級な神と見なされてしまい仲間に加えてもらえなかったが、後にクルクシェートラで行った大供犠祭において供犠が不完全である事に気付いた神々が彼らに助けを求め、“ソーマ”を得ることを条件に神々を助けたという話も伝わっている。


また、マハーバーラタでは呪いにより子供が作れないパーンドゥ王のため、姉である第一后クンティーのマントラを第二后マードリーが借り受けて双神を喚び出し、パーンダヴァ5兄弟である双子のナクラとサハデーヴァ兄弟をもうけたとされている。


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